俺の継子が幼すぎる【伊黒小芭内】

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「もー師範たら！今日非番なら言ってくださいよ」


「昨日言おうとした、ついでにもっと前にも言った」


「あれ、そうでしたっけ」




はい、蛇柱継子、来仙Aです！


現在私は、師範とお出かけ中。


いやーびっくりしたね、朝起きたら師範いるし。


「買い出しに行く、荷物持ちとしてついてこい」って、ツンデレ極めてるよね。




「どこに行きます？」


「お前がうどんを作りすぎるせいで小麦粉がもう無い。まず小麦粉を買いに行く」


「はーい。あ、私うどんにピッタリな小麦粉売ってるお店知ってます！」


「待て、馬鹿かお前は」


「急に辛辣」



平和な会話から一転、師範からげんこつを頭にくらった、いたい。


そうだった、今までの会話が割と平和だから忘れてたけど、この人超ネチネチだった。




「お前のせいで既に邸には大量のうどんがあるのだが、これ以上うどんを作って、お前は全て食べられるのかね」


「？……………あ、大丈夫です！とろろ昆布も沢山買い貯めしてるので！師範も食べられます！」


「違う、そういうことじゃない」




そう言って額を抑えて目を閉じる師範。


心無しか顔色が悪い気がする。




「師範？大丈夫ですか？」


「頭痛がする…………」


「え、大変！病院行きましょう」


「だから馬鹿かお前は」


「あたっ」



本日二度目のげんこつ、いたい。

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