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「しーはーん!お帰りなさい!」
「.........A」
「…………はい?」
邸に戻ると、いつも元気な声がする。
その声の主は、俺の継子の来仙A。
「任務はどうした」
「終わらせましたー」
「相変わらず早いな、その雑さをどうにかしろ」
「褒めてます?」
「いや、褒めてない」
Aは鬼殺隊員としては結構優秀な方だと思われる。
俺が毎日稽古をしてるからだと思うが、元々のポテンシャルも高い。
「今日はうどん上手く出来たんですよね、中もみの仕方を変えたら思いの他良くって」
「そうか。お前はうどんの腕だけは全幅の信頼を寄せられるほどいいからな」
「私手打ちうどんガチ勢なんで!」
料理も美味いし、家事もできる。
Aが邸に来てから、生活がかなり楽になった。
____ただ
『あ、もう11時!私寝ますね!』
「その早寝精神何とか出来ないのかね」
『何をぉ!良い子はとっくのとうに寝る時間なんです!お休みなさい!』
「待て、明日なんだが……………って、」
気づいたらAはもう居ない。
「……………はぁ」
「俺の継子が幼すぎる」
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桜舞(プロフ) - あぁごめんなさい!訂正しておきます、ありがとうございます! (2021年5月3日 9時) (レス) id: faa91006d3 (このIDを非表示/違反報告)
小桜@SOS同盟 - 初コメント失礼致します。あの、11話の煉獄さんの訃報のシーンなんですけど、弐ではなく、上弦の参です。 (2021年4月29日 11時) (レス) id: 2f84cbf165 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜舞 | 作成日時:2021年3月18日 12時