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提案 ページ37
煉獄の技によって鬼の左腕が斬れ、鬼は跳躍を繰り返して距離をとる。
その着地の瞬間を狙って、Aは鬼の首へ刀を振るった。
猗「ほう……お前もか」
『…………っ！』
鬼は直前で回避し、振るった刀は鬼の右腕を斬った。
体を捻って跳躍し、煉獄の元に戻る。
鬼を見れば、斬られた両腕はもう治っていた。
煉「なぜ手負いのものから狙うのか理解出来ない」
猗「話の邪魔になるかと思った。俺とお前達の」
煉「君と俺がなんの話をする？初対面だが俺は既にお前のことが嫌いだ」
猗「そうか。俺も弱い人間が大嫌いだ。弱者を見ると虫酸が走る」
(……微妙に話が噛み合ってないですわ)
煉「俺と君とでは物事の価値基準が違うようだ」
猗「そうか。では素晴らしい提案をしよう」
「お前達も鬼にならないか？」
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作者名：桜舞 | 作成日時：2021年1月10日 16時
