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半年後の世界 ページ14

私が目を覚ましたのは、全く同じ家の前でした。


けれども家の周りの雑草は無造作に伸び、家も荒廃していました。


まるで、人がいなくなってから長い間放置されていたように。


それに気づいた私は、山を下り、麓の集落へ行きました。


そして何日かして、自分はあの日から半年後の世界に飛ばされたと知ったのです。


それから半年間、私は母が生きていることを信じて母を探し回りました。


けれど結局母を見つけることは出来ず、最早なんの気力も無くなった時、私は鬼殺隊のことを耳にしたのです。



鬼を滅殺する鬼殺隊に入れば、お母様がどうなったかわかるかもしれません。



そう思った私は、15歳の時、鬼殺隊に入る決断を下したのです。






***

長々と続いた過去編もこれで終わりです!

これだけだと情報が少なすぎるので、次の話で過去編の裏話を書こうかなと思います!

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作者名:桜舞 | 作成日時:2021年1月10日 16時

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