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重なる記憶 ページ9

『炭治郎!!』
 
 
炭治郎の様子がおかしい
 
 
「失われた命は回帰しない、二度と戻らない」
 
 
何度呼びかけても私の声は届いていない
 
 
"なぜ奪う?なぜ命を踏みつけにする?何が楽しい?何が面白い?命を何だと思っているんだ"
 
 
『!?』
 
 
突如、誰かの記憶が流れてきた
それは上弦の鬼も同じみたいで驚いていた
 
 
「人間だったろうお前も、かつては。痛みや苦しみについて涙を流していたはずだ」
 
 
『誰…?貴方は一体、誰なの…』
 
 
頭が割れるように痛い
その人はどこか遠い昔に会った事がある様な気かする
 
 
"目覚めの時が来た"
 
 
『!!』
 
 
"Aよ、自分の本当の力を解放せよ"
 
 
『本当の力…』
 
 
刀を握る手が熱くなるのを感じた
 

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作者名:あーちゃん | 作成日時:2021年12月24日 8時

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