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いざ、刀鍛冶の里へ ページ39

「君が(かなで)の娘?」
 
 
『…母を知っているのですか?』
 
 
翌日、甘露寺と共に刀鍛冶の里を訪れたAは、長である鉄地河原鉄珍に挨拶に来ていた
 
 
「うん。ちなみに圭佑(けいすけ)とも知り合い」
 
 
『!!』
 
 
母親だけでなく、父親の事も知っていると話す鉄珍に驚きを隠せなかった
 
 
「2人によく似てる」
 
 
『そうですか、、、』
 
 
「2人は残念だった。でも君がいる。頑張ってや」
 
 
『は、はい!ありがとうございます』
 
 
鉄珍の激励がAを奮い立たせた
 
 
「Aだっけ?君の刀はワシが打ち直すわ」
 
 
『えっ』
 
 
そしてまさかの申し出である
 
 
「だって、奏の刀はワシが作ったからな」
 
 
『えー!?』
 
 
Aの叫び声が里中に響いていた
 
 

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作者名:あーちゃん | 作成日時:2021年12月24日 8時

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