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ページ29

天内家に残された手記にはこう記されている
 
 
"数百年ぶりに特別な赤子が産まれた"
 
 
"呪力が高く、いずれは特級過呪怨霊(とっきゅうかじゅおんりょう)さえも使役するだろう"
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「この世の安寧の為にも守らねばならぬ」
 
 
「本気なのですか?」
 
 
「ああ…コレが"______"との約束でもある」
 
 
「…そうですか」
 
 
「…愛ほど歪んだ呪いはないのだ」
 

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作者名:あーちゃん | 作成日時:2021年12月24日 8時

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