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妓夫太郎と堕姫の頸は同時に斬られ、頸はゴロンと音を立てて転がった
 
 
『ん…』
 
 
A達は妓夫太郎の頸が斬られた際に何かが飛んできたのを最後に倒れた
 
 
『…実弥さん?』
 
 
不死川が自分を庇う様に倒れている
 
 
『コレは、、血?』
 
 
自分の物ではない、恐らく不死川の血がベッタリとついていた
 
 
『実弥さん…目を開けて…』
 
 
呼びかけても反応がない
 
 
『実弥さん…いや、、、』
 
 
不死川を抱きしめる力が強くなる
 
 
"毒だ。恐らく、さっきの鬼の毒が原因だ
 
 
『毒…?どうすればいいの?』
 
 
"…反転術式を使うしかない"
 
 
『反転術式…』
 
 
"呪力を初めて使い、心身共に疲弊している状態で行うと死ぬかもしれんぞ"
 
 
『…構いません。それで彼を助けられるなら』
 
 
"…わかった。では此奴に手をかざせ"
 
 
Aは言われた通りに不死川にそっと手をかざした
 
 
『必ず助けます』
 

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作者名:あーちゃん | 作成日時:2021年12月24日 8時

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