次なる舞台へ ページ50
『風柱様、離れてください』
「それは聞けないお願いだなァ」
あれから私と風柱様の関係は変わっていない
あの日、告白をされたけども私は返事をしなかった
否、できなかったと言ったがいいだろう
何故なら…
「素直に"はい"って言うまで返事は聞かねェ」
そう言われてしまったからだ
『何とまぁ、横暴な事…』
「何か言ったかァ?」
『…いえ。何も』
危ない…思わず口が滑る所だった
「良い匂いだなァ…」
そして会う度に後ろから抱きつかれ、首元で匂いをかがれるという状態になってしまった
「…消えちまったなァ」
『えっ?』
「ここに付けた証(しるし)だァ」
初耳である
そんなのあったかと記憶を辿るが、、、
『だから皆から変な目で見られてたんだ!?』
「気付くの遅えんだよ。また付けてやるから…」
貞操の危機!!
私は風柱様を押し退け、走り出した
「俺から逃げれると思うなよォ」
『誰か助けてください!!』
私達の恋の結末は…
水柱の継子は最強になる【鬼殺隊編】__Fin.
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作者名:あーちゃん | 作成日時:2021年10月21日 18時