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それは必要のない事だった ページ39
最悪だった
「不死川様、貴方を好いております」
先日の任務で鬼に襲われている所を助けた女
御礼がしたいからと半ば強引に付き合わされた
「………」
「あの日、貴方が来てくださらなかったらどうなっていたか…」
まぁ、喰われていただろうなァ
俺は自分の仕事をしたまでにすぎねェ…
「この身、貴方様に一生捧げる所存です」
「オイオイオイ、、それは言い過ぎだろォ…俺はただ
それでも尚、女は引きそうになかった
「どうか私と恋仲になって頂けませんか？」
「俺はいつ死ぬかもわからねェ。そんな男とは関わらない方がいい」
「しかし…！！」
「…俺には必要ない。とっとと、別の男でも探せェ…」
女は泣きながらどこかへと走っていった
「帰るかァ…」
とにかく疲れた俺は自分の屋敷へと歩く
アイツが見ていたとも知らずに
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作者名：あーちゃん | 作成日時：2021年10月21日 18時
