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彼女は大切な友人 ページ16
私が彼女…Aさんと出会ったのは姉さんの命日だった
『蟲柱様、初めまして。私は天内Aと申します』
綺麗な碧い瞳、それに吸い込まれそうになった
「よろしくお願いします。蟲柱の胡蝶しのぶです」
『はい。よろしくお願いします』
「貴女もお墓参りですか?」
『はい。両親の墓参りです』
Aさんの頬には薄らだけど涙の跡があった
『悲しくて泣くのは両親の墓参りの時だけと決めているんです。いつも泣いていたら両親が悲しむので』
何て強い人なんだろうと思った
本当は泣きたくて仕方ないはずなのに
『泣かないでと言う権利は私にはありません。でも、どうか笑顔を忘れないで下さい』
優しい笑顔だった
姉さんを思い出させるような
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作者名:あーちゃん | 作成日時:2021年10月21日 18時