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第十四章:親友 ページ10

『……』
 
 
「A、元気ないけど何かあった?」
 
 
親友ができた
 
 
『あっ!ううん、何でもない』
 
 
「それならいいけど…何かあったら言いなさいよ!」
 
 
『ありがとう、野薔薇』
 
 
野薔薇は私より少し前に高専に入学した。なんでも田舎が嫌できたとか
 
 
「そんな顔しない!可愛い顔が台無しよ」
 
 
初対面からこんな感じの野薔薇、私はそんな彼女と仲良くなるのに時間はかからなかった
 
 
「まっ、アンタがそんななるのは、それが原因でしょ?」
 
 
原因とは私が持つ簪だった
 
 
「昔の男に貰ったのを大事に持ってるとか、、私じゃ考えられないけど…アンタを見る限り、いい男だったんだろうね」
 
 
『…うん。不器用だけど、とっても優しくて、家族思いで、私が作るお萩をいつも美味しそうに食べてくれてたの』
 

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作者名:あーちゃん | 作成日時:2023年7月20日 8時

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