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Aに呼ばれた五条は急いで向かう
 
 
「ごめん!悠仁達と…」
 
 
そこには待ち疲れたのか、眠るAがいた
 
 
「可愛い…本当に誰にも渡したくない」
 
 
あの日、満月の夜に突如現れた時から…否、夢で呼ばれていた時から五条がAを好きになるのは必然だった
 
 
『ん…』

 
「…起こしてごめんね?てか、遅れた僕が悪いんだけどね」
 
 
寝起きでボーっとしているAの頭を優しく撫でる
 
 
『もっと…』
 
 
「えっ?」
 
 
『もっと撫でてほしい…先生の手、温かくて好き』
 
 
「/////」
 
 
まさかの不意打ちに五条は自身の顔が熱くなるのを感じた
 
 
「はぁ…本当、ずるいんだから」
 

第二十五章:踏み出す勇気→←.



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作者名:あーちゃん | 作成日時:2023年7月20日 8時

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