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『…寝てる』
 
 
五条はソファにもたれかかって静かに寝ていた
 
 
『寝てても綺麗とかズルい』
 
 
目隠しズラして眠る五条は1枚の絵の様だった
 
 
『…先生、私は貴方に思ってもらえる程の人間ではないんです。"呪い子"として生まれた私は…』
 
 
呪術師の父親と元鬼殺隊の母の間に生まれたAは物心つく頃から"呪われている"と言われて育った
 
 
『だから私は刀を振うんです。この世から全ての呪いを祓うために。例え、この命が尽きたとしても、、って、何言ってんだろ。先生、ゆっくりお休みください』
 
 
その場を離れようとした時
 
 
「ねぇ、僕にも背負わせてよ」
 
 
『!?』
 
 
寝ていたはずの五条に抱きしめられていた
 

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作者名:あーちゃん | 作成日時:2023年7月20日 8時

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