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「はぁ…何やってんだろ」
 
 
Aが戻ってきていることを知らない五条は1人項垂れていた
 
 
「A…会いたい…」
 
 
キメツ学園での任務が入ってからは会う事はなかった
 
 
「どこが最強なんだか…君の事になるとこんなにも情けなくなる」
 
 
嫌と言うほど女に言い寄られてきた五条が、たった1人の少女に翻弄されている
 
 
「片想いって辛い」
 
 
初めての感覚にどうしていいのかわからないし、なす術もない五条は目隠しをズラして静かに目を閉じた
 
 
「君の夢が見れますように」
 
 
夢でもいいから、Aと会えると信じて
 

.→←第二十二章:居場所



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作者名:あーちゃん | 作成日時:2023年7月20日 8時

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