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第十八章:懐かしさ ページ21
アイツに似ていた
「お前達が転校して来た伏黒兄妹かァ?」
目の前には双子の転校生
「双子と聞いていたが、そんなに似ていないんだな!」
『!?』
煉獄の声に驚いたのか、目を見開く姿はどこかアイツに似ていた
「…何か用ですか」
「驚かせるつもりはなかった。ただ、挨拶しようと思ってな!君は…?」
「伏黒恵です。こっちは妹のA」
『…伏黒Aです』
警戒するように見てくる2人、特に妹の方とは目が合うことはなかった
「転校してきたばかりでわからないこともあるだろう。何かあれば遠慮せず言うんだぞ!」
「煉獄の言うとおりだァ。何かあれば遠慮すんなよ」
勘違いだと言い聞かせ、煉獄に2人を任せて、俺はその場を離れる
「そんな簡単に見つかるわけないなァ」
どこか懐かしさを感じながら次の授業の準備を始めた
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作者名:あーちゃん | 作成日時:2023年7月20日 8時