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『いつも無茶ばっかりする人だったんだけどね』
 
 
野薔薇と昔の男の話をするAを見て"嫉妬"という感情が僕の中で溢れ出る
 
 
「本当にその人が好きなんだね」
 
 
『…うん。初恋だったし、結婚の約束もしてたの』
 
 
「マジで?それ、すごいじゃん!」
 
 
『でも、離れちゃってそれっきりなの』
 
 
今にでも泣きそうなA、僕ならそんな顔させないのに
 
 
「そっか。なら、Aはまだ次にいけないわけね」
 
 
『次って(苦笑)まぁ、実際そうなんだけどね』
 
 
「……」
 
 
これ以上聞きたくない…静かにそこを離れた
 
 
「五条先生の事はどう思ってんの?周りから見てても、Aの事好きなのバレバレだし」
 
 
『あはは…そうだね、、、五条先生はいい人だと思ってる。私には勿体無いぐらい』
 
 
2人がこんな会話をしているなんて知らずに
 

幕間→←第十四章:親友



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作者名:あーちゃん | 作成日時:2023年7月20日 8時

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