welcome to my N city.. (ページ11)

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ｺﾝｺﾝｯｶﾞﾁｬ

誰か来たらしい

でも僕は無視する

無視して踊る

誰が来ようが関係ない

ただ目を瞑って音楽に身を任せる

だって今ある刺激を楽しまなきゃいけないから

明日にはこの刺激を味わえない

刺激はとっておくことなんか出来ないから

刺激を最後まで味わって目を開けると

鏡越しに目があった

僕はすごい人を無視してたみたいだ

『이수만선생님…』
ｲｽﾏﾝｿﾝｾﾝﾆﾑ

「どうだい？ここには慣れたきたかな？」

『まぁ』

「今日は君に話があってね、ちょっと来てくれるかな」

そうやって連れてこられたのは

会議室のようなところ

部屋の壁には18人の男が映ってた

「で話というのはね君のデビューについてなんだ」

まだ正式な練習生になって1ヶ月もない僕だから

デビューなんて夢にも思ってなかった

それに刺激さえあればそんなことどうでも良かったし

「君にはNCTとしてデビューしてもらう

メンバーはこの子たちだ」

そう言って壁に映されてた18人を指差した

「君には紅一点になってもらうつもりだ

詳しいことはこの紙に書いてあるから」

と渡してきた紙は30枚にも及んでた

正直メンバーのことなんかどうでもいい

そこに刺激があればいいから

男18人の中に紅一点の僕

それがどれだけの刺激があるのかは分からない

いや必ず今まで感じたことない刺激があるはず

掴まれたら終わり
離してくれない刺激が

そう考えたとき待つ運命は１つ

K-POP界を揺るがす紅一点になる

僕の頭にはそれしかなかった

「悩むと思うがいい答えを期待してるよ」

『悩むことなんかないです
デビューするんで』

そしたらスマン先生は驚きながらも嬉しそうに微笑んだ

『…っていう感じでデビューした～』

TN「おぉ～かっこいいね！」

まぁこのお話には続きがあるんだけど

『悩むことなんかないです
デビューするんで

その代わり___』