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『翔ちゃん』
翔「翔ちゃんではありません、櫻井とお呼びください」
『ンもう、部屋に戻った時くらいそれ辞めてよ』
翔「はぁ。…で、何です？王妃様」
『呼び方とか話し方に王妃としての権力使うほど我儘じゃないけど？』
翔「意地っ張りめ」
『ムカつく』
翔「はいはい、どうしたのさA」
『翔ちゃん〜！』
翔「うるせぇ(笑」
王様と大広間から別れて勉強のため自室に戻る。
私、ダイヤの王国の王妃、二宮Aはこの執事とふたりきりになった時だけこうして気を許せるくらいに戻る。
ちなみにこのことは王様にはナイショ。
多分バレたら翔ちゃんに何するかわからないから。
まだ若い私は翔ちゃんに色々教えてもらわなくてはならなくて。
翔ちゃんはこの国の政治を賄ってるだけあって、とても優秀。
私たちの第一執事を務めているだけあるなぁとよく感心する。
明るい光が大きな淡い黄色の窓から溢れて優しく風が吹いた。
今日もダイヤの王国は平和だった。
翔「ほら、集中する」
『ごめんなさい、でもほら今日も平和だなって』
翔「えぇ？あぁ、確かにな。今日は快晴だしね。夕日も綺麗に見れると思うよ」
『そっか、じゃあ一緒に見ようよ』
翔「んー、いいけど、王様も一緒に見せないと怒るでしょ(笑」
『和くん誘っても出てこないんだもんー』
翔「まぁいいや、その話は後で。さぁやるよ」
翔ちゃんの教え方はとても上手で、私も容量はいいからよく覚えた。
それから三時間程度の勉強が終わり、午後の用事に移るため大広間に戻った。
『和くん』
和「あ、A。うん、ちゃんと着替えてきたね！黄色のドレス似合うよ〜♡ ほんっと似合うね！貴方！俺の色！」
『うわどストレートの和くん気持ち悪！』
和「なんだよ！偶にはと思って思ったこと素直に言ったのに！」
翔「まぁまぁ、お二人共、落ち着いてください。そろそろクローバーの国の王様がお見えになりますよ」
その言葉と同時にゆっくりと観音開きに開く、大きな黄色い扉。
そこから出てきたのは緑色の服を纏った太陽のような笑顔の彼。
彼こそがクローバーの王国の王様。
相葉雅紀だった。
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まりも - 小鳥遊勇希さん» お返事ありがとうございますっ！のんびり更新待ってます(*^ω^*)！ (2017年8月16日 20時) (
レス) id: 9c81278532 (このIDを非表示/違反報告)
小鳥遊勇希(プロフ) - まりもさん» まりもさんこんばんは！コメント嬉しいです泣 同じ大野担ー！これからも色んな展開があるので楽しみにしててくださいませ。次の更新は14日くらいになりそうです〜 (2017年8月13日 0時) (レス) id: 77bd7f1e7d (このIDを非表示/違反報告)
まりも - 大野担なので、ミステリアスなモンスターとしての大野君にドキドキしながら読んでますー！続き楽しみにしてます☆ (2017年8月12日 19時) (レス) id: 9c81278532 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小鳥遊勇希 | 作成日時：2017年8月4日 1時
