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その時、その洞窟に住んでいたのは、伝説として伝わってきている魔力を使う家系でした。
そして彼はその1人、大野智と友達でした。
彼は王様、お父様を守って欲しいと言いましたが、国民が怯えるだろうということで守れないと言いました。
でも。
王様も守れなくても。
"…雅紀とは友達だかんね"
"だから、何かあったら雅紀のことは守ってみせるよ"
"だから、おいらと友達でいて"
"約束、して"
幼い王子は元気よく返事をしました。
それから1年。
ある日、城に、紫色の服を纏った暗殺者が王様を一刺しして殺しました。
8歳の王子は別の部屋にいたため、傷つかずに済みましたが、王様を守ろうとした執事やメイドはみんな殺されていました。
残ったのは、数十人。
それでもその数十人は王子を守ろうと準備してくれました。
ところが、王子がふと1人になった時。
「ははは！お前がクローバーの王国の王子か！」
雅「へ…」
「クローバーの国は貰った！我がスペードの王国のものだ！！！」
雅「お父様は…！」
「死んだ！！！」
王子はそれを聞いて、目の前が真っ白になりました。
迫ってくる暗殺者を目の前に、怖くて悲しくて、足が動かなかったのです。
「おわりだ！！！」
王子が刺されそうになった瞬間。
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まりも - 小鳥遊勇希さん» お返事ありがとうございますっ！のんびり更新待ってます(*^ω^*)！ (2017年8月16日 20時) (
レス) id: 9c81278532 (このIDを非表示/違反報告)
小鳥遊勇希(プロフ) - まりもさん» まりもさんこんばんは！コメント嬉しいです泣 同じ大野担ー！これからも色んな展開があるので楽しみにしててくださいませ。次の更新は14日くらいになりそうです〜 (2017年8月13日 0時) (レス) id: 77bd7f1e7d (このIDを非表示/違反報告)
まりも - 大野担なので、ミステリアスなモンスターとしての大野君にドキドキしながら読んでますー！続き楽しみにしてます☆ (2017年8月12日 19時) (レス) id: 9c81278532 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小鳥遊勇希 | 作成日時：2017年8月4日 1時
