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「手を取り合って、この戦いを生き抜こう友よ」
「ああ、勿論さ。産まれたばかりの息子達のためにも、その息子達の未来の子供たちのためにも、このクローバーとダイヤの王国を途絶えさせる訳にはいかない」
今から120年も昔の話。
ダイヤの王国とクローバーの王国はとても小さくて、生まれてから50年ほどしか立たない弱い国でした。
その地域では最弱と呼ばれ、でも資源が豊富にあったため、いつも狙われていました。
沢山攻撃もされました。
ですが、クローバーの王国もダイヤの王国も必死に耐えてきました。
どんな攻撃を受けても、国民を死なさずに武器を行使して、王様たちは自分の分の食べ物を分けてまでも、国民たちを愛し、戦争を続けたのです。
クローバーの王様はダイヤの王様と手を取り、でもお互いの領土をくっつけようとはせず、力を合わせるだけ合わせて戦い続けます。
その当時、王国は四つありました。
攻められても耐え続け、必死に戦うクローバーとダイヤの王国を攻める国、その2国に影響を与える大きな勢力を持つのは…
薄いピンク地に真っ赤なハートの丸が三輪重なった旗を持つ、ハートの国。
その地域では一番大きく、怖い国でした。
ハートの国の王の名を、櫻井。
そして四つ目。
濃い紫に薄いスペードが反対向きに掲げられた旗を持つ、大きな国。
スペードの国。
やることに容赦がなく、ここもまた、怖い国でした。
スペードの国の王の名を、松本と言いました。
長い戦争は続いていきました。
ところが長い戦争の末、とうとうクローバーの王国の王様が倒れてしまいます。
それを嘆き、悲しみ、必死になって戦うダイヤの王国の王様。
その頃、2人には立派に育った息子がいました。
クローバーの王国は戦争の最中ではありましたが次の王位をその息子に託しました。
そしてその息子には子供がいました。
クローバーの王国で王位が変わってから2年後、ダイヤの王国の王様が倒れて、ダイヤの王国も王位を息子に譲りました。
その王位が変わった時の息子達こそ、今のふたりの父上です。
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まりも - 小鳥遊勇希さん» お返事ありがとうございますっ！のんびり更新待ってます(*^ω^*)！ (2017年8月16日 20時) (
レス) id: 9c81278532 (このIDを非表示/違反報告)
小鳥遊勇希(プロフ) - まりもさん» まりもさんこんばんは！コメント嬉しいです泣 同じ大野担ー！これからも色んな展開があるので楽しみにしててくださいませ。次の更新は14日くらいになりそうです〜 (2017年8月13日 0時) (レス) id: 77bd7f1e7d (このIDを非表示/違反報告)
まりも - 大野担なので、ミステリアスなモンスターとしての大野君にドキドキしながら読んでますー！続き楽しみにしてます☆ (2017年8月12日 19時) (レス) id: 9c81278532 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小鳥遊勇希 | 作成日時：2017年8月4日 1時
