あまい ページ33
2人で顔を見合わせる
トミー「A…な、なんでここに!?」
カンタにトミーがなぜ居なくなったか聞いたこと、ここまで一緒に来てくれたことなど、今までの経路を全て話した。
トミー「まじか…!!めっちゃ心配かけちゃったな、ごめんな、A…」
A「バカ、バカ。いきなり居なくなって寂しくなって、私、わたし……」
もう会いたかった気持ちが爆発して涙が止まらなくなった。
トミー「そんなに俺に会いたかった?(笑)」
トミーはニコッと笑いながら私の頭をポンポンと叩く。
A「会いたかったに決まってるじゃん…夏休み遊んでくれるって言ったじゃん…」
私が胸の内を正直に話すと
トミーが私の隣のブランコに腰を下ろした。
トミー「ひひっ、もう1回会いたかったって言って(笑)トミーに会いたかったって言って(笑)」
A「バーーーカ。絶対もう言わない…」
トミー「もう1回聞きたかった(笑)
てか、今日もう帰るの?終電なくない?ここ本数少ないよ?」
A「あ」
来る事に必死で、帰りの事考えてなかった。
何にも考えてなかった。
A「わ…わすれてた」
トミー「は!?(笑)バカじゃん(笑)」
トミーが大口開けてハハハと笑う。
もう私も笑っちゃう。
A「え、まって。どうしよう(笑)」
トミー「俺今ばあちゃん家泊まってるからさ、来いよ」
その言葉を聞いた瞬間顔が赤くなるのが自分でわかった。
A「お泊まり!?」
トミー「うん(笑)来いよ!」
「しほの症状だいぶ落ち着いてきたし明日で帰るから、今日は泊まって明日一緒に帰ろう?」
サイコーーー、だ
サイコーにサイコーでサイコーだ。
トミーと、お泊まり…!!
トミー「そうと決まったら、走るぞ!(笑)」
A「なんで!?」
トミー「ひひっ(笑)」
トミーが私の腕を引っ張って公園を抜け、アスファルトの上を走り抜ける。
A「なんで走るの(笑)」
トミー「夏って走りたくなるじゃん?
2人で夕暮れ時に走ってるんだよ?青春じゃん?(笑)」
私はトミーと、青春をしている
トミーは私と青春をしている
私達は笑顔でトミーのおばあちゃん家までダッシュで走り続けた
あ〜、幸せ。
109人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
( ^∀^) - ページ33の「あまい」っていうところの「サイコー」と言う文字を「サイコパス」と読んでしまったそんな私はサイコパスなのか?.....あ、それだけです。 (2017年8月11日 9時) (レス) id: eebcc8fec2 (このIDを非表示/違反報告)
森永 - ゆずさん» コメントありがとうございます!!まだ終わらないつもりです!!終わって欲しくないなんて嬉しいですありがとうございます(;;) (2017年3月18日 11時) (レス) id: 6cb7b23dbf (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - 森永さん!恋人になりましたね!…終わるんですか?物語。終わって欲しくなあああああああああああい! (2017年3月18日 11時) (レス) id: 1f162f8a9d (このIDを非表示/違反報告)
森永(プロフ) - 黄色さん» コメントありがとうございます!!そうなんです合格しちゃったんです…!!寝る前の楽しみになってるなんて嬉しすぎる!!なんて嬉しいコメントなんだ(;;)ありがとうございます頑張ります!!! (2017年3月13日 1時) (レス) id: 6cb7b23dbf (このIDを非表示/違反報告)
黄色 - 受験合格おめでとうございまーーーーす!良かった良かった…。った、後輩なのにタメ口申し訳ありませんでした。私の楽しみは寝る前のこの小説です!毎日楽しみにしてますね!頑張ってください! (2017年3月12日 23時) (レス) id: 136afa95e4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:森永 | 作成日時:2017年1月29日 0時