甘噛み ページ21
トミー「A……」
トミーが私の名前を呼ぶ。
今 トミーはどんな気持ちで私の名前を呼んだんだろう?
「嬉しい」かな
「離して」かな
わからないけど
トミーに抱き着いてると すごく安心する
まだトミーは私のものじゃないのに
こんな事していいのかな
しほちゃんという可愛い彼女がいるかもしれないのに
私って性格悪いなあ
でも 離そうとは思わない。
トミー「A、どうしたんだよ(笑)
そんなに寂しがり屋だっけ?大丈夫大丈夫、また家来てやるから(笑)」
そんなんじゃない
優先順位を 私が先にして欲しい
まだ一緒に居たい
今日じゃなきゃ 駄目
A「お願い……
私から離れないで」
トミーはしばらく何も言わなかった。
そして 口を開いた。
トミー「そこまで言われると行きにくくなっちゃうじゃん(笑)
じゃあ、いいや。行けないってLINEしとく。」
自分の望み通り、トミーはここに居てくれる。
なのに
いきなり我に帰って
理性が戻ってきたら申し訳無さが襲ってきた。
A「ご、ごめん……。ワガママ言ったり
こんな、抱き着いたりして…」
トミー「いーよ。
なんか、すげードキドキしたんだけど(笑)」
トミー「ドキドキしたから、ドキドキさせ返してやるよ。(笑)
ほら、こっち向け」
トミーが私の顔を掴んだ。
トミーの方を向かせられる。
あからさまにさっきと顔付きが違う
猟奇的な 男の顔になっている
A「やだ…、なに??」
トミー「バーーカ」
トミーが私の耳を甘噛みしてきた。
少女漫画でしか見たことないシチュエーション。
実際やられると
頭がムズムズして
ドキドキして
キュンキュンして
何も考えられなくなる
A「はっ、ちょ、トミー……」
私の耳を甘噛みし続ける。
どうしたの、トミー
トミー「ひひっ、ドキドキした?(笑)」
いつものトミーに戻る。
ドキドキしたに決まってる。
A「バカじゃん……ドキドキしない訳無いじゃん…」
トミー「ひひひ(笑)
それなら良かった(笑)」
トミー「じゃあ、持ってきてくれたポテチ食べようかな(笑)」
本当に不思議な人だ。
でもまだ居てくれる。
少し 安心した。
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( ^∀^) - ページ33の「あまい」っていうところの「サイコー」と言う文字を「サイコパス」と読んでしまったそんな私はサイコパスなのか?.....あ、それだけです。 (2017年8月11日 9時) (レス) id: eebcc8fec2 (このIDを非表示/違反報告)
森永 - ゆずさん» コメントありがとうございます!!まだ終わらないつもりです!!終わって欲しくないなんて嬉しいですありがとうございます(;;) (2017年3月18日 11時) (レス) id: 6cb7b23dbf (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - 森永さん!恋人になりましたね!…終わるんですか?物語。終わって欲しくなあああああああああああい! (2017年3月18日 11時) (レス) id: 1f162f8a9d (このIDを非表示/違反報告)
森永(プロフ) - 黄色さん» コメントありがとうございます!!そうなんです合格しちゃったんです…!!寝る前の楽しみになってるなんて嬉しすぎる!!なんて嬉しいコメントなんだ(;;)ありがとうございます頑張ります!!! (2017年3月13日 1時) (レス) id: 6cb7b23dbf (このIDを非表示/違反報告)
黄色 - 受験合格おめでとうございまーーーーす!良かった良かった…。った、後輩なのにタメ口申し訳ありませんでした。私の楽しみは寝る前のこの小説です!毎日楽しみにしてますね!頑張ってください! (2017年3月12日 23時) (レス) id: 136afa95e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:森永 | 作成日時:2017年1月29日 0時