Ich liebe dich

OA 11 ページ12

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可笑しい。どう見ても今日のAは様子が可笑しい。

そして てつやも様子が可笑しい。

目の腫れを皆には 二日酔いだってーって言ってたけど絶対違う。

どうやら そう思ってたのは 俺だけじゃ無かった。

り ｢A、今日暇？｣

｢うん〜！｣

り ｢呑みに行かん？｣

｢え！行くいく！｣

りょうもなんか気づいたんかな。

と ｢まてそれ 俺も行きたい。｣

なあ。A。それてつやに泣かされたんだろ？
なんで目え晴らして泣いてまであいつがいんだ。

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｢ねえほんとに奢りでいいの？｣

り ｢当たり前。｣

｢なんか可笑しいやん！なんや！どっきり！？｣

と ｢ちゃうから(笑)落ち着けって(笑)｣

｢もー！てかこの3人珍しいね！｣

り ｢だね。楽しい？｣

｢え、うん！｣

と ｢よかった。｣

暫くずっと しょうもない話をして笑えた。
凄く心地良い。

帰りは 家が近いとしみつと。

｢奢りあざーす！｣

と｢今度は奢れよ！｣

｢へいへーい！｣

本当に心から楽しい。

と ｢A｣

そしたら 後ろからとしみつに抱きしめられる。

｢としみつ…｣

と ｢やっと笑顔が見れたって感じだわ。好きな奴に泣かされてんじゃねえよ｣

｢…、｣

と ｢どんだけ心配したと思ってんだよ。｣

｢…、ごめん｣

と ｢ほんとによ。なんでそんなに あいつがいいの？｣

｢そんな事言われても、｣

その通りだ。なんであいつがいいんだろう。
でも 分かんないの私も。

｢わかんないよ、私も。でも好きなんだもん。これ としみつには分かんないでしょ…｣

と ｢ふざけんな。俺かって！俺だって 他の男に夢中になってるお前が好きなんだよ！ずっとずっと！すんげーつれーよ！！でもな！お前のこと好きなんだよ！！！なんでか分からんけど好きなんだよ！お前が！！！なんであいつなんだよ！俺だったらそんな悲しい思いさせない！！｣

真剣にぶつけてくれてる。こんなに思ってくれてる人がいる。

｢としみつ…っ、｣

と ｢おまえがあいつのこと好きでいいから！寂しいんなら俺が埋めてやる。いくらでもお前の我儘聞いてやる！！お前の黒を全部受け止める！！だから！俺んとこにこい！！｣

私の暗闇が光に照らされたようだった。

暖かい光。そこに行ってみてもいいのかな。

甘えていいのかな？

どうしたらいいんだろう。

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