Ich liebe dich

OA 1 ページ2

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朝。目が覚める。

いつもの光景。ただ、今日は違う。身体がそう言っている。

９時半か…

…９時半！？！？

｢やっば！！遅刻だ！！！！！｣

取り敢えず 我らが 'リーダー'に電話を掛ける

…出ない。

ならば！

｢…あ、りょうくん！？｣

り ｢おはよーなになに？｣

｢寝坊したすた。｣

り ｢でしょうね(笑)大丈夫だよ ゆっくりおいで。｣

私は 東海オンエアのメンバーだ。

そうそう。あの やあどうも！から始まるあいつらの1人。

今日も動画撮影。

｢なにすんのかな〜今日は｣

いつもわくわくしながら準備をする。

あいつらと撮るあいつらとのバカが大好きなんだ。

｢あ、そうだ｣

…

｢おはよう！お迎えありがとう｣

と ｢おー…｣

｢テンション低いな！上げてこ！！｣

と ｢おめーは元気だな…｣

うちの遅刻魔のとしみつ。
丁度いい時間かなと思って一緒に行くことになった。

と ｢お前が寝坊って珍しいな｣

｢まあねー昨日寝れんくて｣

と ｢どうしたんだよ。｣

｢魚達見てた。マシャイまじイケメン。｣

と ｢…あっそう。｣

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としが車を停めてる間に家に入る。

｢おはよ〜…｣

目の前には机の上にシュークリームが。

一口食べる。

あ、辛いやつだこれ。

｢〜〜！！！かれえ！ぺっっ！！｣

あいつら …


｢おいこら。おはよう。てめえら。｣

り ｢あ、これは食ったな｣

虫 ｢食べちゃったの〜？｣

｢食べちゃったのじゃないわ！しかもカメラ回っとるし！！…カメラだと！？ちょっとー！もう！すっぴんなんだけど！！｣

虫 ｢Aは怒り気味です。｣

と ｢よえーわ！｣

虫 ｢このお方も怒り気味ですね。｣

結局なんだったのかよく分からないサブちゃんを撮り…

て ｢あれ？A飯は？｣

｢今日はゆめまると呑み行くから大丈夫！｣

り ｢ほんとしょっちゅう呑みにいくよね｣

｢うん！楽しいから！｣

楽しいのもある。けど、私が唯一心から話せる人物。

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｢…はあ。｣

ゆ ｢なになに。またなんかあったの？｣

｢いつもの事だよ。ほら。｣

ゆめまるに携帯を見せる。
東海オンエアに入った時はそうでもなかった。男性ファンが多いから。ただ、今では てつや、としみつ、りょうくん を筆頭に女子のファンが増え
それと一緒にいる私に標的が回りTwitterでは毎日中傷にあう。

そんな私が目覚めたのは メンヘラだった。

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