｢佐藤家の光｣ (ページ25)

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............さて、俺は今から、毎日戦場である洗濯物を、片付けなくては。。。

7人分の服って......物凄い量なんだぜっ。。

俊哉は作曲家とあって、割と家にいる方なんだけど、たまに気分転換などで外出したり
打ち合わせとかで事務所に呼ばれたりして、家にいない時もある。

それでも、毎朝7人分の洗濯物を
みっちゃんを見ながらこなすのは大変だからと、ある程度の家事が終わるまでは
みっちゃんを見ておいてくれる係だ。

これは、母さんがいた頃もそうらしい。。

渉「みっちゃん、わーくん今からお家の事するから、俊哉と居てね。」

宏「......はぁ～い。したたないからっ、としくんとあしょんであげるぅ～。。」

そう言ってみっちゃんは、可愛らしくてちてちと歩いて俊哉の所に向かっていった。

よしっ。俺も気合い入れて、家事をしますかなっ！

.........腕まくりをして、気合を入れた。

洗濯物を干してる間も、俊哉がみっちゃんを
見ていてくれてるとはいえ、油断はしない。

俊哉とみっちゃんの楽しそうな会話に耳を傾けつつ、俺は俺の仕事をこなしていた。

宏「としくん.......きのうもそぇみてたっ！
みっくんあきたっ！！！」

俊「...えぇ～！飽きちゃったかぁw
可愛いのになぁ。」

宏「.................みっくんと、どっちがかぁい.........？」

俊「っ！！........そりゃもちろん！みっくんだよぉ～♡」

上目遣い＆お目目うるうるなあざとく可愛い仕草に、俊哉はメロメロだ。

宏「.......もうっ！みっくんは、かぁいいんじゃないくて、かっこいいなんらよっっ！」

えぇっ.......？？
テレビに移るアニメの女の子にキュンキュンしてる俊哉を不満そうにしてたのに、
可愛いって言われるのも不満なんだww

ワガママさんだね............。