｢佐藤家の光｣ (ページ19)

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それから程なくして、慌ただしくドアを開け閉めする音がしたのち、ダダダダっ！と
階段を掛け下りる音が響き渡る。

そうしてダイニングに顔を表した高嗣は
右頬を抑えながら叫んだ。

高「だめだっ！！！！あいつ起きねぇ！！！！！！！寝起きのみつ、機嫌悪すぎるわっ！まじでっっ！！！」

「なんとか起こそうとしたら、思いっきり右のほっぺ蹴られたんだけどっっっ！！！」

そう言って、高嗣は尚も痛そうに右頬を抑えて、訴えかけてきた。。

裕「あ～............wやっぱだめだったか～。」

高「普段あーんなに可愛いのに、なんっで寝起きはあんなに凶暴なのかな！！」

よほど痛かったのだろう、未だ高嗣は右頬を擦りながら、ぷりぷり怒っていた。

俊「でも.......そんな所も可愛いでやんす～♡」

高「...............それは......そうだけど。」

認めるんかいっ！！
.....まぁ、俺もそう思ってるけどw()

裕「どうするの？？.........誰が起こしに行く？」

俊「俺っちがいくd「渉にいちゃん、お願い。」」

渉「...あっはいww」

俊「.......ぴぇん。。」

意気揚々と俊哉が起こしに行くと声をあげ終える前に、健永が遮ってお願いしてきたw

そうなのだ.......太輔以外の兄弟でダメだった時の次の頼みの綱は俺だったりする。。

みっちゃんの中で、太輔は大好きだからあまり強く当たれないし、俺は怒ると怖いからあまり逆らわないようにしてるっぽいwww

意外と子供って、こーゆーとこ賢いよね...w

さて、兄弟からありがたい役目をいただきましたので、愛しのみっちゃんを起こしにいきますかな！

俺は2階に上がって、高嗣の自室へと侵入する。

そこには高嗣のベッドの上でお腹を出して
大の字に気持ちよさそう～に天使の寝顔をしたみっちゃんが

まだまだすやすや、夢の中みたいだ。