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私に覚悟がないだけ ページ16

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明日は、2人揃って同じ日に出演する。ライブの前日に飲むことは滅多にないのだけれど、たまたま時間があって、数時間だけ一緒に軽く食べた。

その帰り道、いつも通りめいちゃんは自宅まで送ってくれて、その帰り道の雰囲気が、いつも通りのようでいつも通りじゃなくて、何かを察しそうになる自分が嫌で。



「Aさん、少し話したいことがあって、玄関先でいいんで、中入れてもらえません?」

『………ん?いいよ、なんならあがっていって。お茶くらい出すよ?』



そんな言葉を返しながら、自宅にはあっという間に着くわけで。家の中に迎え入れれば、めいちゃんはソファに座って、わたしはその下のラグに座る。



「………………Aさん、好きです。…….俺と付き合ってもらえませんか。」

『……………っ、』

「俺出会ったばっかの頃からずっと好きで、こうやって2人で飲みに行けたりするのが嬉しくて…………、」

『……………っ、ごめん、なさい』



一生懸命こちらを向いて伝えてくれる、めいちゃんの顔を見れずに、わたしはごめん、なんて言葉を口にした。

今泣いてしまいそうなくらいには、私はめいちゃんのことが好きなのだ、と思ってしまうけれど、付き合うべきではない。私の本能がそう言っている。

大きく息を吸って、めいちゃんの方を見れば、つらそうな表情をした彼と目が合う。



『…………っ、めいちゃんの、それは、きっと、っ、憧れだとおもう』

「…………!?、ちがっ」

『最初、初めて会った時、昔からずっと見ててって言ってくれたの覚えてる。一緒にライブができて嬉しいですって』

「……………言いましたね、」

『……だから、きっと、ね?、それもあって、好きって思ってくれてるんじゃないかなって。………ずっと好きでいてくれてありがとう、………っ、めいちゃんには、もっといい人がいる、とおもうっ、』

「………………っ、なにっそれ、」



そこからのことはあんまり覚えてない。めいちゃんが明日のライブもお願いします、って帰っていって、1人になった瞬間、我慢してた涙が溢れ出して、柄にもなく泣きじゃくった。






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気合いと覚悟とプロ意識→←きみの歌に救われる



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ミズタマ(プロフ) - Mrs.ぱんぷきんさん» ぎゅむぎゅむwめちゃくちゃ好きだなんて言っていただいてありがとうございます! (2022年12月13日 17時) (レス) id: fafb910f69 (このIDを非表示/違反報告)
Mrs.ぱんぷきん(プロフ) - キュンキュン超えてぎゅむぎゅむしてます(?)めちゃくちゃ好きです!!!いつも更新ありがとうございます!!!!!! (2022年12月12日 20時) (レス) @page35 id: 3c19ec381c (このIDを非表示/違反報告)
月音 - ミズタマさん» わぁぁ!!!!!返信有難うございます!!!!!!! きゅんきゅんして、てぇてぇに溺れますね() (2022年12月6日 23時) (レス) id: 92b5bfb4f2 (このIDを非表示/違反報告)
ミズタマ(プロフ) - 月音さん» ありがとうございます……!( ; ; )きゅんきゅんしていただけてるの嬉しいです〜〜!これからも供給できるようにがんばります(`・ω・´) (2022年12月6日 23時) (レス) id: fafb910f69 (このIDを非表示/違反報告)
月音 - んわぁぁぁぁ!すきです、、、、好きすぎてやばいです、、(語彙力皆無)これからも更新無理しない程度に頑張って下さいぃ!(この二人見て、キュンキュン摂取してます、てぇてぇがすぎる、、) (2022年12月5日 22時) (レス) id: 92b5bfb4f2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミズタマ | 作成日時:2022年11月25日 15時

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