第六感【角名倫太郎】【HQ】 (ページ7)

今日:2 hit、昨日:7 hit、合計:81,429 hit

第七感ページ7

・

・

あき｢Aと角名くんがまさかできとるとは…｣

『できてないから。ただの女よけだよ』

あの後質問攻めされるのが嫌だったので、あきと一緒に空き教室に逃げ込んだ。幸い、皆角名くんの方に集まってて追いかけられるということは無かった。

あき｢これからどうするかが1番の問題やね｣

『うん……角名くんは誤解とかない予定みたいだし』

あき｢ん？なんで？｣

『誤解ときに行こうとしたらだめって言われた』

あき｢あんたそれ｣

あきが何かを言いかけたとき、ガラッと教室のドアが開いた。

ここ立ち入り禁止だったよな……先生？

角名｢あれ、Aさんここに居たんだ｣

『角名くんじゃん、なんで』

角名｢女子に追いかけ回されて大変だったから逃げてきた｣

あき｢あ、うち係の仕事あるからそろそろ戻るわ｣

え、あきってなんか係入ってたっけ

聞こうとしたけど、ほななと言って出ていってしまった。

角名くんは当たり前のように私の隣に腰かけた。え、これ腕当たってるよね？距離近すぎじゃない？

角名｢何赤くなってんの？｣

こいつ………確信犯だ！！！

『あの〜…ちょっと…』

距離を取ろうと少し横にずれる。が、角名くんも横にずれてきて、結局変わらない。

角名｢ん？どうかした？｣

にやにやしてる！！！心臓に悪いぃぃ！！！

『そ、そんな距離近かったらもっと誤解されるよっ』

角名｢別にいいけど｣

は、何を言っているんだこいつは。無駄に顔良いからめっちゃドキドキする。これは不可抗力。

『私は良くない』

角名｢あ、またむってしてる。かわい｣

『っ？！？！？！』

角名くん、ほんとに危険！！！！

・

・