第六感【角名倫太郎】【HQ】

第二十三感 ページ23

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あき｢あの角名が告白ねえ｣



『それで相談に乗るんだけど、どうすればいいかなって』



あき｢………それで元気ないん？｣



『え、うん』



男の子の恋愛相談に乗るのが初めてだから、どうすればいいか分からない……




あき｢で、スケジュール聞かれた？｣



『あれ、よく分かったね』



あき｢………あぁ、頑張れ｣



急に興味が無くなったな。というか、分かったからもういいって感じだ。



『どうしよ…』




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角名｢Aさんはどんな感じで告白されたい？｣



『え、うーん…』



私の聞いて需要はあるのか。そこら辺にいる女の子に聞いた方がまだ参考になると思うな…。




『なんでもいいかな…してくれるだけ嬉しい』




角名｢分かった｣




『うん、角名くんなりに頑張ってくれたら嬉しいと思うよ』




角名｢ありがと｣



今凄い上から目線だったわ。ごめん角名くん。




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『よし、じゃあもうすぐ後夜祭始まるし』




角名｢今までありがとね。相談乗ってくれて｣




モヤモヤなおらない。あー！もうなおれ！！




角名｢じゃあ行こっか｣




がしっと腕を掴まれた。最近掴まれること多いな。




『え、どこに？』



角名｢秘密｣




皆が体育館に向かう中、私たちだけ逆方向に進む。




私、告白の現場に連れて行かれるの？それは無理だって。




どこか変な空気が流れている。なんか緊張してきた。





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