SG ページ36
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最初はガッチガチのヌナを安心させようと、ノリで始めた茶番だけど、今になって本当に食べたくなってきて困っている僕。
この調子だと、明日の僕が罪悪感でガチガチになっちゃう。
『食べた方が心の健康には良さそう…』
VN「そうだよスングァナ。代表もカムバ前はお菓子を食べるべきって言ってた」
SG「嘘おっしゃい！！」
深刻そうに考え込むヌナに便乗して、ボノニが大嘘をつく。
まったく、大人しくしてるようで、そうじゃないんだから……。
JH「じゃあAや、そのお菓子俺にちょうだい」
『え？』
JH「スングァナ食べちゃダメなんでしょ？その調子だと今すぐにでも口に入れそうだよ」
SG「え、………」
VN「ぷぷっ」
大人しくしてるようで、そうじゃないんだから…()！
実はもう半分くらいは食べてしまうつもりだった僕からすると、ジョンハニヒョンの提案は心底余計なお世話だ。
ヌナも、いやいや、ちょっと、え？？
それ僕のお菓子なんだってば……。
VN「……良かったじゃん、スングァナ」
SG「僕の………、」
呆気なくヒョンの手に渡ったお菓子を眺めて、思わず肩を落とす。
ただの茶番のはずがと(ある意味自業自得だけど)、隣に立つ親友の肩をぱしんと叩いた。
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誰かに控えめに、肩を叩かれる感覚がした。
『………あっと、スングァンくん、』
SG「……ヌナ、？」
顔を上げれば、ヌナが目の前に立っていた。
『今回のカムバ終わったら、一緒にお菓子買いに行こう？』
SG「……………、え？」
『ほら、私も食べるから……、カロリー半分で、代表にも怒られないよ』
不安そうに視線を泳がせながら、それでも少し年上らしく振る舞おうとするヌナ。
……そうだ、最近この人はやたらと「お世話されなくても大丈夫です」アピールを(不器用なりに、不慣れ全開で)してくるんだった。
たぶんこれは、「弟の面倒も見れます」アピールだ。
SG「…ヌナと、ですか？」
とりあえずそう聞けば、ヌナは僕を窺うように頷いてみせる。
………でもやっぱりその後すぐに、眉を下げながら僕のほうを見て、
「あ……、いやだ？」
なんて、心配そうな顔を浮かべた。
さっきは僕の方がヌナのお世話してたのにって、ちょっと悔しいけど……。
こんな顔をみてると、早く頷かなきゃって思う自分もいるから、すごい不思議。
SG「……行くーっ！僕、ヌナと一緒にお菓子パーティーします！！カムバ終わったらね！！」
仕方ないから、ヌナの誘いに乗ってあげることにした。
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レプリカ - りんさん» ほんっとに返信が遅れてしまいましたすみません…笑！！ニヤニヤしながら応援してくださるんですね、じゃあ私はニタニタしながらお返事を書かせて頂くことにします(?) (2022年12月17日 15時) (
レス) id: 0820e3db89 (このIDを非表示/違反報告)
レプリカ - なのこ5546さん» 時間に余裕がなく、お返事遅れてしまって申し訳ありません！本作品を楽しんで頂きありがとうございます！！更新頑張りますので、これからもよろしくお願いしますね！！笑 (2022年12月17日 15時) (レス) id: 0820e3db89 (このIDを非表示/違反報告)
りん - 主人公ちゃんが可愛すぎてぷくぷくではないですがニヤニヤしながら応援しちゃいます笑笑これからも主人公ちゃんもレプリカさんも応援してます。無理をなさらずお身体にお気をつけください。 (2022年12月12日 12時) (レス) @page30 id: 0c8a3b5b52 (このIDを非表示/違反報告)
なのこ5546(プロフ) - こんばんは！なかなか無い設定なのでとても面白かったです！主人公ちゃんが少しづつメンバー達と距離を詰めていく感じが堪らないですっ！！これからも更新楽しみにしています頑張って下さい！ (2022年12月11日 20時) (レス) id: 88c8eec9ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レプリカ | 作成日時：2022年12月3日 0時
