WN ページ31
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各方面で物議をかもしたデビューから数ヵ月経って、次の曲の準備をしている最中。
SC「………あいつ、いつ居なくなるのかな」
クプスヒョンが、そうポツりと溢した。
あいつなんて代名詞を使っているけど、その言葉が誰を指すかなんて俺もかっている。
WN「…いつなんだろうねえ」
SC「ああ、含みがある言い方するなよ。なんか俺、抜けて欲しくなくなってきたんだからさあ……」
WN「あはは、分からなくもないけど」
SC「素直にそうだねって言えよ〜」
WN「やだね」
SC「だって、代表は“2回か3回目のカムバ後に脱退させる”って言ってただろ？もしかしたら………、」
それまで焦ったような顔で口を動かしていたヒョンだけど、その言葉の後を続けることはしない。
何かで塞き止められたようにその続きを言葉にしようとしなかった。
……このヒョンも、バカ真面目に生きてるからさ。
そんな未来になっても、もとはと言えば俺たちが選択した変えようのない結果なのにね。
WN「……もしかしたら、1か月後には会うこともできないかもって？」
SC「…だってそうだろ？お前は嫌じゃないの？」
WN「嫌じゃないよ？だって、抜けるだけで会えることには会えるじゃん」
SC「事務所にダメって言われたらどうするんだよ」
WN「事務所なんてどうでもいいでしょ。短い時間だったけどアイツはちゃんと仲間だったんだって、俺たちが知ってたらいいじゃん」
SC「そうだけど………、」
こう言っても納得のいかないような顔をするクプスヒョンは多分、あいつを近くで見守れる立場でいたいんだろう。
今みたいなメンバー同士という関係でいたいから、俺の意見には頷き難いみたい。
情に厚いヒョンらしい感覚だ。
それにまあ。
……………俺だって、分からなくもないんだけどさ、その気持ちは。
WN「………でもヒョン、なにもそんなに心配することないんじゃないの」
SC「え、？」
WN「わざわざ近くにいてやらなくても、俺たちはあいつからしたら、充分に頑張る糧だよ。どうにか見守ろうと焦らなくていいんじゃない」
WN「…………なんかあったらたぶん、Aの方から会いに来てくれるよ」
俺はちゃんと見てるから知ってるんだ。
不安そうな顔してるときでも、俺たちが“よく出来た”と、“大丈夫だ”と言えば、一瞬で顔を明るくさせること。
名前を呼んだとき、少しぷくぷく具合に磨きがかかること。
俺たちが大好きなあいつだから、俺たちの前から完全に消えることも、俺たちを必要としなくなることも、絶対あり得ないんだよ。
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レプリカ - りんさん» ほんっとに返信が遅れてしまいましたすみません…笑！！ニヤニヤしながら応援してくださるんですね、じゃあ私はニタニタしながらお返事を書かせて頂くことにします(?) (2022年12月17日 15時) (
レス) id: 0820e3db89 (このIDを非表示/違反報告)
レプリカ - なのこ5546さん» 時間に余裕がなく、お返事遅れてしまって申し訳ありません！本作品を楽しんで頂きありがとうございます！！更新頑張りますので、これからもよろしくお願いしますね！！笑 (2022年12月17日 15時) (レス) id: 0820e3db89 (このIDを非表示/違反報告)
りん - 主人公ちゃんが可愛すぎてぷくぷくではないですがニヤニヤしながら応援しちゃいます笑笑これからも主人公ちゃんもレプリカさんも応援してます。無理をなさらずお身体にお気をつけください。 (2022年12月12日 12時) (レス) @page30 id: 0c8a3b5b52 (このIDを非表示/違反報告)
なのこ5546(プロフ) - こんばんは！なかなか無い設定なのでとても面白かったです！主人公ちゃんが少しづつメンバー達と距離を詰めていく感じが堪らないですっ！！これからも更新楽しみにしています頑張って下さい！ (2022年12月11日 20時) (レス) id: 88c8eec9ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レプリカ | 作成日時：2022年12月3日 0時
