好きなんだBaby【桃】

始まりの始まり。 ページ1

.





平々凡々。




この言葉が自分にはとてもよく似合うと思う。




勉強も運動もそれなり。人付き合いも程々。


自慢できる程の特技もなければ才能もない。





可もなく不可もなく、これといって普通の人生。




なにもない私はこれから先、何事もないまま人生が終わっていくのだろう。





そんな人生つまらなくない？と人は思うかもしれないけど




これといった趣味もなく取り柄もない私は

平凡な人生、それも充分だし
そうあることを望んでいた。










ーーなのに。









さ「おっ、Aじゃん！同じクラスでしかも隣の席ってマジ？これって運命じゃね。結婚しよ」



「…………」





春、高校生活が一年終わり、進級し新しいクラス。





クラス発表の張り紙を確認して教室に向かうと

長らく避けていた、幼なじみのこのピンクケダモノと邂逅した。






「いやしませんけど。そもそも私とさとみくん、付き合ってないし」



さ「ふーん、じゃあさ」












さ「新婚旅行は、ハワイにしような！」



「話聞いてたか？」








平々凡々だったはずの私の人生が、少しずつ変化してゆく瞬間だった。




.





お久しぶりです！蝉です。みなさん元気にしてました？？？！！！

私はなんだかんだめちゃくちゃ元気でした。


色々あってお話作りはしばらくお休みしていましたが
久しぶりにすとぷりさんの夢小説書きたいぞ？てなって勢いで新作作ってしまいました。

本当に勢いで作ったので途中で削除する可能性とか全然ありますがお気に入り登録などして読んでくれると嬉しいです。



それではよろしくお願いいたします！




.

次男からのお願い→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す