第40話 ページ49
景家「どうすればいいんだ！」
貴「私の血を使ってください。」
私がそう言うと全員、驚いた様子になった。
そして、慌てたようにこう言った。
景持「武田や真田にも血の力がばれてしまいます。Aさんに危険が及ぶかもしれませんよ。」
成「Aに危険が及ぶことは駄目に決まってるだろ！もっと、自分を大事にしろよ！」
貴「でも、これしか方法は無いの。今は一刻も早く厄魔を倒さないといけない。だから…」
私はみんなに傷ついて欲しく無い。
その為なら危険に晒されたっていい。
お願い。
私の血を使って。
政「…Aはそうして欲しいんだな。」
貴「…うん。」
政「分かった。Aの意思を尊重する。」
政宗は落ち着いた様子でそう言った。
小「本気か政宗。」
政「ああ。本人がそう願うのであれば、それを拒む必要はない。もし、Aに危険が及ぶのであれば俺が守る。ただ、それだけの事だ。」
本当にいつも優しいんだから。
政宗はいつも私の事を守ってくれる。
昔からだ。
いつか、私も政宗の力になりたい。
政宗と繋がっていられるように。
成「…分かった。でも、誰が血の力を使うんだ？」
景家「各軍の総大将でいいんじゃないか？」
景勝「…そうだね。」
政宗と謙信さんと言うことになるよね。
初めてだから少し怖いけど二人なら大丈夫だよね。
謙「Aはそれでいいのか。」
貴「はい。大丈夫です。」
謙「分かった。」
謙信さんがそう答えると2人の顔が首元に近づいて来た。
吐息が首にあたりくすぐったい。
緊張して少し震えてしまう。
政「肩の力を抜け。」
政宗にそう言われ、肩の力を抜いた。
ぎゅっと目を瞑ると、首に舌が這う感じがし…。
牙が首に刺さった。
思っていたより、痛くない。
むしろ、心地よい感じがする。
でも血が足りない…
吸い終わったのか二人ははなれた。
朦朧とする意識の中、青と白の髪の毛がなびく姿が見えた。
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千羽千乃(プロフ) - あかりさん» コメントありがとうございます！そう言って貰えて嬉しいです！なるべく、更新するように頑張るのでこれからもよろしくお願いします！ (2018年5月18日 22時) (
レス) id: 504c87a924 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - はじめまして、あかりと言います！いつもこの作品を見させていただいています！凄く続きが気になって、いつも「更新してるかな？」と見てしまいますwwこれからも頑張ってください！応援しています！ (2018年5月18日 20時) (レス) id: 621c69a2ff (このIDを非表示/違反報告)
千羽千乃(プロフ) - 美咲さん» とても綺麗でびっくりしました。美咲さん、ccさんありがとうございます！ (2018年4月30日 12時) (レス) id: b689de12e9 (このIDを非表示/違反報告)
美咲 - イメ画を描いてもらったのですがよかったら！http://uranai.nosv.org/u.php/novel/cc25-l/ (2018年4月30日 11時) (レス) id: 621c69a2ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千羽千乃 | 作成日時：2018年4月16日 18時
