第38話 ページ47
久しぶりに暴れた気がする。
戦があってもこんなに大きな戦はなかったからね。
何人倒しても次々と刀を向けて立ち向かってくる。
そしてまた倒す。
その繰り返し。
闘っている最中に奥の方で倒れている兵を運んでいる姿が見えた。
気付いてくれてよかったそう思った。
私は敵兵を殺す事はしないと決めている。
その人達にも大切な家族、恋人…
そして守るべき存在がいるから。
私にも伊達軍の人達、小十郎や成実、政宗。
大切な人たちがたくさんいる。
だから死ぬわけにはいけない。
相手だって同じはずだ。
そんな人達を私は殺せない。
そんな事を考えていると東の方が騒がしくなっているのに気付いた。
何かあったのかな。
そう思い、見てみると…
武田軍が勢いよく西に向かって進んでいた。
東にも兵はいたはずなのに。
まさか、増援が⁉
政宗に報告するために私はその場から立ち去り、走り出した。
貴「政宗！増援がこっちに向かって進んでる！一度、引かないと…」
政「増援が来たのか…。これは不利な状況だな。上杉軍に「一度、引く」と伝えてくれ。無理は絶対にするな。」
政宗にそう言われ上杉軍に向かった。
増援なんて予想外だった。
数が合わないとは思っていたけど後から来るなんて…。
予想外だった。
引いてからそのあとはどうするんだろう。
戦って、引いての繰り返し？
そんな戦いをしたら、全員死んじゃう。
私はどうすればみんなを助けられるの…。
走っている最中にふと思った。
姫神子の力を使えばこの戦いを終わらせることができるのではないかと。
そうだ。
これでみんなを助けることが出来る。
良かった。
そうと決まればもっと早く行かないと。
私はさらに速度を上げた。
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千羽千乃(プロフ) - あかりさん» コメントありがとうございます！そう言って貰えて嬉しいです！なるべく、更新するように頑張るのでこれからもよろしくお願いします！ (2018年5月18日 22時) (
レス) id: 504c87a924 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - はじめまして、あかりと言います！いつもこの作品を見させていただいています！凄く続きが気になって、いつも「更新してるかな？」と見てしまいますwwこれからも頑張ってください！応援しています！ (2018年5月18日 20時) (レス) id: 621c69a2ff (このIDを非表示/違反報告)
千羽千乃(プロフ) - 美咲さん» とても綺麗でびっくりしました。美咲さん、ccさんありがとうございます！ (2018年4月30日 12時) (レス) id: b689de12e9 (このIDを非表示/違反報告)
美咲 - イメ画を描いてもらったのですがよかったら！http://uranai.nosv.org/u.php/novel/cc25-l/ (2018年4月30日 11時) (レス) id: 621c69a2ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千羽千乃 | 作成日時：2018年4月16日 18時
