第36話 ページ45
刃には姫神子の家紋があった。
兼「姫神子の家紋じゃねえか！」
この家紋を見た瞬間、全員驚いた様子だった。
なんで、短刀に姫神子の家紋が…？
まさか…！
貴「もしかするとこれが神器なのかも。」
景勝「…これが、神器…？」
よく考えてみると、
輝きだしたのも
この短刀に惹かれたのも
姫神子の血が関係している気がする。
成「そうとしか考えられねえが…。何でここに神器があるんだ？」
小「国境からも離れているしな。」
誰かが運んだとしか考えられない…
でも、誰が？
すると、政宗が表情を変えずに言った。
政「ここの寺は姫神子と関係がある。」
……え？
姫神子と関係がある⁉
成「どういう事だよ！」
景勝「どうして…そんな事知っているの？」
みんなすごく驚いていた。
私も驚きすぎて声も出なかった。
政「入ってくる時に寺の周りを少し見て歩いた。寺の所々に姫神子の家紋があった。だから、この寺は姫神子と関係がある。そう言ったんだ。」
貴「でも、誰が運んだの？」
寺と姫神子が関係あるのは分かったけど、結局誰が運んだんだろう？
国境からも離れているのに…
どうしてだろう？
その答えは政宗がすぐに答えてくれた。
政「俺たちの様に神器を狙う奴等から守るためにここに移したんだろう。」
それなら納得できる。
他のみんなも「そういう事か」という顔をしていた。
政宗は凄いなあ。
いつも先のことを考えて行動している。
私も見習わないと！
成「そういう事か！じゃあ、それは本物の神器なんだな！」
政「そういう事になるな。」
神器が今私の手の中にあるんだ。
これが神器…。
実感すると何故か緊張してきた。
どうしたらいいんだろう。
そう思っていると…
景勝「…一度城に…帰ったほうがいいと思う。」
小「そうですね。一度戻りましょう。」
全員その言葉に頷き、部屋を後にし、寺から出ようとすると…
大勢の馬が走ってくる様な音がした。
寺の中に勢いよく入ってきたのは…
景家「全員無事か⁉」
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千羽千乃(プロフ) - あかりさん» コメントありがとうございます！そう言って貰えて嬉しいです！なるべく、更新するように頑張るのでこれからもよろしくお願いします！ (2018年5月18日 22時) (
レス) id: 504c87a924 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - はじめまして、あかりと言います！いつもこの作品を見させていただいています！凄く続きが気になって、いつも「更新してるかな？」と見てしまいますwwこれからも頑張ってください！応援しています！ (2018年5月18日 20時) (レス) id: 621c69a2ff (このIDを非表示/違反報告)
千羽千乃(プロフ) - 美咲さん» とても綺麗でびっくりしました。美咲さん、ccさんありがとうございます！ (2018年4月30日 12時) (レス) id: b689de12e9 (このIDを非表示/違反報告)
美咲 - イメ画を描いてもらったのですがよかったら！http://uranai.nosv.org/u.php/novel/cc25-l/ (2018年4月30日 11時) (レス) id: 621c69a2ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千羽千乃 | 作成日時：2018年4月16日 18時
