第34話 ページ43
少し走っただけでも沢山の村があった。
様子を見てみると、大人は畑仕事をしたり家事をしたりなど忙しそうだった。
子供達も手伝いをしたり遊んでいた。
しかし、村の人たちは全員笑顔だった。
それだけで上杉はいいところなんだと感じた。
城下町も活気があってたくさん人が来ていた。
和菓子も売っていたからまた行ってみようかな！
そんな事を考えながら馬を走らせた。
上杉領は山が結構多いなあ。
作戦を考えるときに役に立つかもね。
確か、神器は領と領の間にあるって言ってたよね。
近くに崖があったから気をつけないと。
また落ちたら大変だから。
流石に2度目はね…。
成「あれはなんだ？」
そう言われて指を指している方向を見ると、古びた寺のようなものがあった。
兼「寺じゃねえのか。もう使われてないみたいだがな。」
景勝「…そうだね。危ないから…調べていく？。」
崩れたら危ないから見ていったほうがいいと思う。
領民の人達が怪我をしても危ないからね。
兼「そうだな。調べていくか。」
そう言い、寺の中に足を踏み入れた。
中は暗かったが天井の隙間から太陽が差し込んでくるので様子は確認できた。
外と同じように古びていた。
床は所々抜けており、天井も穴が空いている。
床の穴から雑草が生えてきている。
柱は今にも倒れそうなぐらいだった。
小「随分前に使われていたようですが…。今にも崩れそうですね。」
景勝「そうだね。父上に報告…しないと…。」
村の人達が近づいてなくてよかった。
もし近づいていたら怪我じゃ済まなかったかもしれない。
そんな事を考え、中をもう一度見渡すと扉があった。
何故かその扉に惹きつけられるような感じがした。
私は無意識のうちに扉の方に向かっていた。
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千羽千乃(プロフ) - あかりさん» コメントありがとうございます！そう言って貰えて嬉しいです！なるべく、更新するように頑張るのでこれからもよろしくお願いします！ (2018年5月18日 22時) (
レス) id: 504c87a924 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - はじめまして、あかりと言います！いつもこの作品を見させていただいています！凄く続きが気になって、いつも「更新してるかな？」と見てしまいますwwこれからも頑張ってください！応援しています！ (2018年5月18日 20時) (レス) id: 621c69a2ff (このIDを非表示/違反報告)
千羽千乃(プロフ) - 美咲さん» とても綺麗でびっくりしました。美咲さん、ccさんありがとうございます！ (2018年4月30日 12時) (レス) id: b689de12e9 (このIDを非表示/違反報告)
美咲 - イメ画を描いてもらったのですがよかったら！http://uranai.nosv.org/u.php/novel/cc25-l/ (2018年4月30日 11時) (レス) id: 621c69a2ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千羽千乃 | 作成日時：2018年4月16日 18時
