第29話 ページ38
成「おかしいだろ⁉」
小「そうだな。これだけは譲れない。」
今、私達は緊急会議を開き、織田軍から来た書状について話していた。
内容は…
「桜月Aを渡せ。さもなくば織田軍、全勢力を持って伊達軍を潰す。」
と書かれてあった。
織田軍は天下統一の為に姫神子の力を欲しがっていると聞いた。
だから、私を狙ったんだ。
姫神子の力を持ってるって他の軍に漏れなければ…
私のせいだ。
貴「私のせいだごめん。伊達軍には迷惑かけないから！だから…」
政「迷惑か。Aがいない方が俺達は困る。絶対に他の軍に渡さない。何があっても。」
政宗には助けてもらってばかりなのに、私は何も出来ない…
目から涙が零れ落ちそうになるのを堪えるのに精一杯で頷くことしか出来なかった。
小「そうだ。他の軍には渡さない。」
成「Aは俺達にとって大事な存在だからな！これからも一緒に居てくれないと困る！」
二人とも…
堪えきれなくなり、涙が零れ落ちた。
止めようとしても止まらない。
皆んなには迷惑かけてばっかりなのに。
私は何もせずに護られるだけ。
そんなの駄目なのに。
そう分かっていても頼ってしまう。
自分が情けない。
貴「ごめん…ごめん。」
謝ることしか出来なかった。
政「謝るより、いつも通り笑ってくれ。その方が俺達はいい。」
ああ。やっぱり、伊達軍のみんなは優しい。
あったかい。
伊達軍に頼ってばかりじゃなくて支えたい。
だから…
貴「うん…ありがとう！ずっと伊達軍にいる。そして、支える。」
これは決めた事。
何があっても伊達軍を守り支える。
何があっても。
そう心に誓った。
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千羽千乃(プロフ) - あかりさん» コメントありがとうございます！そう言って貰えて嬉しいです！なるべく、更新するように頑張るのでこれからもよろしくお願いします！ (2018年5月18日 22時) (
レス) id: 504c87a924 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - はじめまして、あかりと言います！いつもこの作品を見させていただいています！凄く続きが気になって、いつも「更新してるかな？」と見てしまいますwwこれからも頑張ってください！応援しています！ (2018年5月18日 20時) (レス) id: 621c69a2ff (このIDを非表示/違反報告)
千羽千乃(プロフ) - 美咲さん» とても綺麗でびっくりしました。美咲さん、ccさんありがとうございます！ (2018年4月30日 12時) (レス) id: b689de12e9 (このIDを非表示/違反報告)
美咲 - イメ画を描いてもらったのですがよかったら！http://uranai.nosv.org/u.php/novel/cc25-l/ (2018年4月30日 11時) (レス) id: 621c69a2ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千羽千乃 | 作成日時：2018年4月16日 18時
