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第25話 ページ31

話が終わった後、景持さんの部屋に行った。
今日は自分から菓子を持って行った。
微笑みながら、美味しいと言ってくれた。
伊達軍に帰れる事を話すと…

景持「良かったです。寂しくなりますが…何かあれば相談してくださいね。」
と優しく声をかけてくれた。

景持さんには最初から最後まで良くしてもらったな。

景家さんや景勝、兼続。
そして、謙信さん

上杉軍の皆んなにはお世話になった。
言葉だけでは、足りないぐらいに。

だから、上杉軍が困った時は私が助けよう。
そう思った。
それがせめてもの恩返しだと思ったからだ。

伊達軍と上杉軍は同盟を結んでいるのでいつでも助けに行ける。
この関係がいつまでも続けば良いのにそう思った。

そして、伊達軍が上杉軍に到着した。
門が開いた瞬間、私は抱き締められた。

貴「…政宗。会いたかった。」

政「俺もだ。どれだけ心配したと思っているんだ。」

政宗が私の目を見て言った。
離れた事が寂しいと感じた事と、本当に心配させたんだなと言う罪悪感があった。

貴「ごめん…」

成「もう、やめてくれよな。心配するからさ!」

小「そうだな。今、ここにいるのも不思議なぐらいなんだぞ。だが…よかった。」

成実も小十郎も心配させたんだな。
迷惑かけちゃったな。
無茶はしないようにしないと。

政「Aが迷惑をかけた。すまない」
政宗はそう言い、頭を下げた。

貴「本当にありがとうございました。」
私も政宗と同じように頭を下げた。

謙「頭を上げろ。迷惑はかかっていない。Aのおかげで楽しい時を過ごせた。」

迷惑ばっかりかけたのに…
政宗にまで頭を下げさせて、なんて言えば良いんだろう。

政「Aが…。それは良かった。しかし、何か償いをさせてくれ。」

謙「では、これからも上杉と伊達は同盟を結ぶ。と言う事でいい。これで償いはしなくていい。」
上杉と伊達がこれからも同盟を…
上杉の人達とも会えるって事だよね。
良かった。

政「分かった。同盟についてはまた、こちらから書状出す。」

謙「ああ。頼む。」

その後、話が終わり上杉を後にした。
私が手を振ると、上杉の人達は手を振り返してくれた。
上杉であった事を忘れたりしない。
そう心に刻んだ。

番外編「もう一人の少女」→←第24話


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千羽千乃(プロフ) - あかりさん» コメントありがとうございます!そう言って貰えて嬉しいです!なるべく、更新するように頑張るのでこれからもよろしくお願いします! (2018年5月18日 22時) (レス) id: 504c87a924 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - はじめまして、あかりと言います!いつもこの作品を見させていただいています!凄く続きが気になって、いつも「更新してるかな?」と見てしまいますwwこれからも頑張ってください!応援しています! (2018年5月18日 20時) (レス) id: 621c69a2ff (このIDを非表示/違反報告)
千羽千乃(プロフ) - 美咲さん» とても綺麗でびっくりしました。美咲さん、ccさんありがとうございます! (2018年4月30日 12時) (レス) id: b689de12e9 (このIDを非表示/違反報告)
美咲 - イメ画を描いてもらったのですがよかったら!http://uranai.nosv.org/u.php/novel/cc25-l/ (2018年4月30日 11時) (レス) id: 621c69a2ff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千羽千乃 | 作成日時:2018年4月16日 18時

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