第14話 ページ20
体中が痛い…
崖から飛び降りるのは無茶しすぎたかな。
もしかしたら、ここで死んじゃうのかもね。
みんなと話したいこといっぱいあったのにな…
みんなとしたいこといっぱいあったのにな…
瞳から大粒の涙が零れ落ちた。
まだ、みんなと一緒に居たかった…
体が思うように動かない。
涙さえも拭えなかった。
もう、無理だ…と思った時、声が聞こえた。
「大丈夫か。…お前は確か伊達の」
誰だろう…
もう、考えるのも疲れて来た。
「この娘を城に連れ帰る。」
「承知しました。謙信様」
謙信…
上杉謙信だったかな。
同盟を結んだ上杉軍の総大将。
謙「城まで我慢してくれ。」
そう言うと上杉謙信は私を持ち上げた。
貴「なんで…助けてくれるの」
謙「困っているものを助けるのは当然だろう。」
この人は凄いな。
上杉軍はきっとこの人がいるから強いんだな。
そう考えていると瞼が下がってきていた。
眠たくなって来たな…
謙「ゆっくりしていろ」
その言葉を聞いた途端、私は瞳を閉じた。
景家「謙信様。その娘を知っているのですか？」
謙「ああ。伊達軍の娘だ。姫神子と同じ力を持っていると聞いた。」
この娘は何故、あそこにいたのだ。
体中傷だらけだが。何かに追われていたのか。
城に着いたら直ぐに手当てをさせなくてはな。
それまでは耐えてくれ…
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千羽千乃(プロフ) - あかりさん» コメントありがとうございます！そう言って貰えて嬉しいです！なるべく、更新するように頑張るのでこれからもよろしくお願いします！ (2018年5月18日 22時) (
レス) id: 504c87a924 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - はじめまして、あかりと言います！いつもこの作品を見させていただいています！凄く続きが気になって、いつも「更新してるかな？」と見てしまいますwwこれからも頑張ってください！応援しています！ (2018年5月18日 20時) (レス) id: 621c69a2ff (このIDを非表示/違反報告)
千羽千乃(プロフ) - 美咲さん» とても綺麗でびっくりしました。美咲さん、ccさんありがとうございます！ (2018年4月30日 12時) (レス) id: b689de12e9 (このIDを非表示/違反報告)
美咲 - イメ画を描いてもらったのですがよかったら！http://uranai.nosv.org/u.php/novel/cc25-l/ (2018年4月30日 11時) (レス) id: 621c69a2ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千羽千乃 | 作成日時：2018年4月16日 18時
