第12話 ページ18
上杉軍まで最短距離で行こう。
左に森、右に崖があるね。
崖の下は川みたい。
落ちないようにしないと。
もうすぐで、上杉軍の本陣だ。
これで大丈夫だよね。
？「何でこんなところに君がいるのかな〜？桜月A」
そう言いながら、木の後ろから出てきたのは
貴「豊臣 秀吉…」
今は喋ってる暇なんてないのに。
？「こいつが姫神子と同じ力を持つ女か…確かに血の匂いはするな。」
武田信玄。
何で総大将2人がここに居るの。
今は戦をしているって言うのに随分と余裕なのね。
貴「何か私に用があるんですか。無いなら退いてください。急いでいるんです。」
豊「悪いけど通す訳には行かないな」
もう、強行突破しかないかな…
伊達軍の為だもの、しょうがない。
貴「じゃあ。無理やりにでも退いてもらいます。」
私は2本の刀を抜いた。
いつも使っている愛刀だ。
武「別にやり合いたい訳じゃないんだ。なあ、俺たちのところに来ないか？」
きっと、血の力を利用するためなんでしょう。
絶対に行かない。
貴「誘ってくれたのは嬉しいですが、お断りさせていただきます。」
豊「残念だな〜。考え直さない？」
伊達軍以外のところに行くなんてありえない。
貴「考えは変わりません。」
豊「そっか。でもね、俺は欲しいものは絶対に手に入れる主義だから。」
鳥肌が立った。
怖い。
逃げないと。
私の後ろには崖がある。
崖から飛び降りたら、生きるか死ぬかは五分五分ぐらいかな。
取り敢えず、ここから逃げないと。
貴「私の考えは絶対に変わりません。死んでもね」
武「おい！」
そう言い私は崖を飛び降りた。
豊「大丈夫だろうね。下は川だし。桜月Aか…」
"絶対に手に入れる"
秀吉が言った言葉は誰にも聞こえなかった。
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千羽千乃(プロフ) - あかりさん» コメントありがとうございます！そう言って貰えて嬉しいです！なるべく、更新するように頑張るのでこれからもよろしくお願いします！ (2018年5月18日 22時) (
レス) id: 504c87a924 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - はじめまして、あかりと言います！いつもこの作品を見させていただいています！凄く続きが気になって、いつも「更新してるかな？」と見てしまいますwwこれからも頑張ってください！応援しています！ (2018年5月18日 20時) (レス) id: 621c69a2ff (このIDを非表示/違反報告)
千羽千乃(プロフ) - 美咲さん» とても綺麗でびっくりしました。美咲さん、ccさんありがとうございます！ (2018年4月30日 12時) (レス) id: b689de12e9 (このIDを非表示/違反報告)
美咲 - イメ画を描いてもらったのですがよかったら！http://uranai.nosv.org/u.php/novel/cc25-l/ (2018年4月30日 11時) (レス) id: 621c69a2ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千羽千乃 | 作成日時：2018年4月16日 18時
