大和との初ドラマ ページ37
千と一緒にヤマさんと共演したドラマを見た。
「大和くん・・・うまいね・・・」
『うん。最初からここまでだと、ちょっと悔しいよね・・・』
テレビを見ながら話す。
教室のシーンだ。
本当に上手だった。
自然に見えて、流石だと思った。
「Aも最初からうまかったよ。」
『千はちょっと苦労したもんね。人の心情を理解するのが大変そうだった。』
「うん。演じるのには、キャラクターの色々分からないといけないのが難しかった。」
『でも掴むと、うまかったよね。掴んでもうまくならない人もいるけど。』
千は人に自分から関心を持つことが少ない。
昔ほどじゃないのは、演技をするようになって視野が広くなったからだろうな・・・・・・
それに元々、千は演技の勘がいい。
万とDVDとかよく見てたからか、イメージを掴むのはうまかった。
人の心情の理解だけが問題だった。
「Aは大体キャラクターを掴むのが早かったね。うまいのに主役級の仕事が来ないのが不思議。」
『華がないからねー・・・・・・』
「世の中見る目ないね。」
『いいんだよ。だからヤスで頑張れる。』
そう言うと、千が笑った。
「ふ・・・どっちの仕事が好き?」
『どっちも好きだよ。でもNEXTRe:valeは毎回大変。面白くて笑っちゃうから後ろ向いて鏡チェックしなきゃいけないし、2人で迫ってくるし。・・・・・・なんであれ、始めたのよ。』
「モモが始めたから。」
『・・・そういう人よね、千って。』
自分から行動するのは少ないよね・・・
「何?僕が本気で迫ればあんなもんじゃないでしょう。」
『公共の電波で変なことしないでよ?』
「しないよ。かわいいAはテレビに出さない。」
『・・・・・・。』
思わず冷たい視線を送ってしまった。
「なんで呆れているの。」
『いや、別に。』
「今、かわいいA、見せてくれるの?」
『何言ってんの。』
「分かってるくせに。」
千が唇を寄せようとしたけどドラマを最後まで見るために断ると、不機嫌になった。
ドラマが終わった後、私の夏の1日オフの話をする。
百も千も休みだから、千と2人でデートしてと言う百の提案に乗ったんだけど・・・
「暑いでしょう。夏は溶ける。家デートしよう。」
『えー?変わり映えしないでしょ?変装してどっか行こうよ!』
尚も文句を言う千に対して、候補をいくつか提示すれば、難なく水族館行きが決まった。
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ミズ ミズ(プロフ) - 凛音さん» ZOOL(こう打ちしか出来なくて申し訳ないです(>_<)の中では誰が、というのは特になかったんですけど、了さん側の裏を書いてると、私の中では普通に、巳波くんが絡んできたのでww2月後半か3月になるかと思いますけど、よろしくお願いします! (2020年1月29日 21時) (レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - 大丈夫ですよ! 楽しみにしてます!ŹOOĻの棗巳波にハマってしまったのです。 (2020年1月27日 21時) (レス) id: 39bb781660 (このIDを非表示/違反報告)
ミズ ミズ(プロフ) - 凛音さん» ちなみに、ベースは書いてます。でないと、百の本編の裏とりが出来なかったので(笑) (2020年1月27日 17時) (レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
ミズ ミズ(プロフ) - 凛音さん» ありがとうございます!巳波くんですか(汗)他落ちが話一辺倒な気がして、偏ってるなと反省途中なので、巳波くんside主体で、他が落ち着いてからで、どうでしょうか(^^ゞ (2020年1月27日 17時) (レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - 頑張ってください!面白いです! 個人的に棗巳波くん落ちもみたいです!笑 (2020年1月27日 13時) (レス) id: 39bb781660 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:miz | 作成日時:2019年2月27日 8時