【Re:vale】共通ルート最終話（百side）＆後の他リンク ページ23
「多分？」
オレが静かに聞くと、ゆっくり顔をあげた。
「多分、僕以外にAに告白した子がいる。」
「え。」
「Aの様子が一時期おかしかった。モモは気づいていない？全国ツアーの前だ。その後は普通になった。忙しかったから考えてる余裕はなかっただけかも知れない。」
確かに何か考えてるなって思うことはあった。
全国ツアーの前は、おかりんとスタッフと沢山打ち合わせをして忙しかった。
ユキの方がAといたから、Aの事は分かるだろう。
「彼と付き合っているとは考えにくい。彼からのホワイトデーを預かってAに渡したから。Aが誰かのものになるなんて嫌だ。でもAが好きな人と幸せになるならいい。
僕は、頑張ったよ。たくさん頑張った。モモならいい。僕に大切な事を教えてくれたモモだ。」
「ユキはAが好きなのはオレだって言うけど･･････もうオレじゃないかもよ？大事な男の人もいるし。」
オレがAに想われていたんじゃないかと思い出すのは、オレがRe:valeになる前の話だ。
今は違う。
バレンタインだって、他の人と同じだった。
“誰かだけ特別には出来ない”
Aはそう言った。
オレのだけ、とは言わなかった。
ユキは驚いた様に目を見開いた後、微笑んだ。
「そしたら全力で僕が慰めるよ。そしたら一緒に泣こう。それでまた頑張ってもいい。」
「･･･っユキ･･･っ」
「泣くのはまだ早いよ、モモ。」
「･･･っうんっ･･･」
ユキはオレの背中を、泣き止むまでなでてくれた。
････････････････････････････････････････････････････
千ルート
笑顔のキミが好き【千】
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/mizumizu119/
笑顔のキミが好き【if･･･】
(只今、大和ルート執筆中です)
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/mizumizu117/
ここまでお読みいただきありがとうございました。
ここから先の続編は、百ルートの
笑顔のキミが好き【百】
となります。
更新の仕方は、作者の混乱が生じるのを防ぐため、なおかつ読者様へミスした物をなるべくお届けする事がないように、基本的に時系列順で更新致します。
if･･･のみ、ある程度は執筆しているので、予定を変更して更新を先に致します。
(時系列が一番古いので。)
よろしければまた
“笑顔のキミが好き”
を、よろしくお願いします！
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るる(プロフ) - 楽しみにしてます！ (2019年2月23日 20時) (
レス) id: bc3198f467 (このIDを非表示/違反報告)
ミズ ミズ(プロフ) - るるさん» 初めまして！ありがとうございます！えー･･･実はですね･･･既に“笑顔のキミが好き【if･･･】”という下書きが存在します。私が「ヤマさん可哀想」が口癖になりつつあるので千ルート公開と同時に公開する予定です。リンク貼るので公開したら宜しくお願いします。 (2019年2月23日 20時) (レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - 個人的な意見なんですけど、ヤマさんのルートも作って欲しいです！(無理ならいいです(o_ _)o) (2019年2月23日 20時) (レス) id: bc3198f467 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miz | 作成日時：2019年2月23日 20時
