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『･･････っ、はあああああー、スッゴかった･･･』
まだ息をするとヒリヒリする。
でも、凄く辛くて笑えてくる。
「･･･Aちゃん、辛すぎておかしくなっちゃった！？」
「A、笑ってる･･･」
陸くんが真っ青になった。
ありゃ、環くんもだ。震えてる。
まあ、顔が笑ってる自覚はある。
声は出ないけど。
『大丈夫大丈夫。壮五くん凄いね〜。どん位まで辛いの平気なの？』
「え？どうだろう？結構なんでもいけますよ。ハバネロとかジョロキアとか･･･デスソースとかも良いですよね！」
デスソース･･･
物によっちゃ、ジョロキアよりも辛いという･･･
それを笑顔で言っちゃう壮五くん、最強の文字が背後に見えるんやけど。
『まあ私も、ハバネロのお菓子なら食べれるけど･･･』
環「えっ！？あれ食べれんの！？辛えじゃん！」
『んー･･･後で、辛ーいってなるけど、ちゃんと美味しいんだよね。ビールにも合うし。』
「お。わかるわかる。俺も食う。ソウのファンの子達から届いたやつとか貰った。売ってある食べ物なら届くしさ。ビール合うんだよなー。」
壮「僕にはちょっと物足りなくて。」
「あれ、喉にくるって言われて食べれなかったんだよ、オレ。そんなに美味しいの？」
「止めとけ/止めてください。」
陸くんの興味津々といった言葉に、三月くんと一織くんがすかさずつっこんだ。
『あはは、でも食べ物で遊ぶようなのはダメかもだけど、こういう経験って中々しないから、ちょっと刺激的で面白かった。』
言いながら食事を再開する。
もう、三月くんが盛りつけてくれた、美味しいのしかお皿にないけど。
「･･･OH、ミスターモモと似た事を言いますね。」
『ん？』
キョトンとしてナギくんを見ると、みんなが思い出したように口々に話し始めた。
三「ああ、壮五が辛い食べ物平気って、百さんたちが初めて知った時だよな。」
「YES、タマキの発案でカラシ入りのロシアンしました。」
『へえ。百さんが食べたの？たこ焼き？』
大「いや、シュークリーム。誰だっけ？食べたの。」
三「百さんと千さんは食ってたな。□は逃げてた。元々企業コラボイベントで友チョコ会みたいなのだったから□は、この企画食べる方には向かなかったって言って凹んでたって、後で百さんから聞いたな。」
『へえ･･･苦手だけどちゃんとやるって所が先輩っぽくて良いな。』
「はは、百さんも同じ事言ってた！」
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作者名：miz | 作成日時：2020年11月19日 8時
