260 〜大和side〜 ページ43
「おーい。これはここで良いのかー？」
引っ越しの日。
ナギの部屋の物をダンボールに詰めていた。
俺の部屋の物は少ない。
ミツもソウもイチもリクも箱詰めが終わっているのに、ナギとタマだけ終わっていない。
あれから２ヶ月。
IDOLiSH7･･･俺たちは、引っ越しする事になった。
たくさんそれぞれ悩んで、話し合って、みんなで考えた結果だ。
その間も色々あったけど。
タマとソウ、ミツとナギ、イチとリクと俺。
･･･の組み合わせでそれぞれマンションにしようかと言ってたのに、Aと暮らせというみんなの助言？意見？で、俺はAと、イチとリクが住む所の近くに住むことにした。
つまり、Aも引っ越しだ。
因みに万理さんも家が近い。
リクになんかあった時、近くにいる方がいいという理由からだ。
「色々あったなあ･･･みんなと出会って、お姉ちゃんとも再会して、デビューして。」
「七瀬さんは九条さんも億安さんもお好きですね。」
「IDOLiSH7も大好きだよ！」
「そーちゃんと合わないって思ってたけど、知っていけばいいってわかったし、理とも会えたしなー。」
「僕も作曲するようになったしね。」
「俺、そーちゃんの歌、好き！」
「イチとミツと俺が家出したな。」
「みながノースメイアに来てくれた時は感動しました。」
「･･･なんか、寂しいな･･･」
ミツが涙ぐむ。
「ファンにこの寮バレてるからな。落ち着けばまたみんなで暮らしゃいいさ。」
「大和さんはAと住めよ。」
「ああ。でもその時その時考えるよ。」
Aは長かった髪をバッサリ切って、Re:valeとしてバラエティにも出てる。
ラジオや声だけの仕事は、ヤスを思い出させるという理由でしばらくやらないらしい。
女優の仕事も引き続きやってるから、Aをテレビで観ない日はなくなった。
俺たちヤス＝Aだと知ってる奴からすれば、前より仕事が少なくなったな位に映るんだけど、世間的に見れば相当な仕事量だと思う。
俺らと変わらない。
「引っ越し業者来たよ！」
万理さんが来てくれて、簡単な荷物を運んでくれる。
引っ越し業者には大型家具を頼む。
「万理さん、Aは引っ越し荷物終わったんですか？」
「先に行ってもらったよ。百くんも千も後で来るって。」
「わかりました。」
みんな寂しい。
そんな事はわかってる。
でも、前向きな意味で離れて暮らすんだという事も皆わかってる。
荷物が運び出された後みんなで掃除して、それぞれの家に向かった。
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ミズ ミズ(プロフ) - めめさん» 初めまして！コメントありがとうございます！素敵って言われて嬉しいです＞＜私から見た大和さんはこんな感じです(笑)ここまで読んでいただいて、ありがとうございました！ (2020年5月6日 15時) (
レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
めめ(プロフ) - mizさん初めまして！大和編お疲れ様でした！とても素敵な作品に出会えてました！最終回、心が暖かくなり、本当に幸せな気持ちになりました。mizさんの大和さん、めちゃめちゃ好きです！また、mizさんの書く大和さんに会いに来ます！これからも応援しております！ (2020年5月6日 13時) (レス) id: 93a55bd485 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miz | 作成日時：2019年10月20日 0時
