238 （MOP後） 〜大和side〜 ページ21
MOPではTRIGGERが勝った。
八乙女と握手してステージを降りた後、百さんからミツと十さんへのラビチャで、Re:valeとTRIGGERと飲みに行くことになった。
『久しぶり･･･？』
仕事で会ったヤスの姿ではなく、Aの姿であることに高揚感が高まる。
抱きしめたい衝動を抑えて笑った。
「ああ、久しぶり。」
「おおー？なんかここら辺だけ熱くないか？おっさん、はよ座れよ。」
「うるせえよ。」
ミツに、からかわれるように言われた。
そのミツの後ろで、千さんが万理さんを引っ張ってる。
本当に万理さんのこと好きなんだな。
万理さん可哀想。
なんて思いながら、万理さんの隣に座ったAの隣に座る。
『本当に万のこと好きだねえ。』
哀れそうに言うAに、俺と同じ事思ってるという些細なことに嬉しくなった。
万理さんは嫌そうな顔で、迷惑って言ってる。
これはこれで千さんが可哀想かも？
いや、万理さんも本心じゃなかったり？
｢大丈夫。Aのことも好きだよ。｣
『うわ、懐かしい。』
｢えっ？オレは！？｣
｢好き好き。｣
｢なんかいい加減じゃない！？｣
「･･･懐かしいのか？」
お酒を飲みながらAに聞くと、昔、ついでのようによく言われたらしい。
『挨拶代わりだったから放っておいた。』
「誰かさんに横から取られたけど、本気だったよ。」
「別に横からは取ってませんけど。」
『私、物じゃないんだけど。』
そう言ってる間に、岡崎さんが、昨日から今朝にかけての事件らしきものの話をしてきた。
百さんが月雲に、ベランダから落とされそうになって、千さんが乗り込んで庇って、２人が殴り合ったらしい。
しかもAは裏で、百さんを助けようと、怪しいのと取引したとか。
「･･･おまえ、何やってんの。」
呆れて、Aを見て言った。
『え？助けようと？』
「違うだろ。身の危険を察知しろよ。」
『百の身の危険を察知したけど。』
「Aさん？また反省文書きますか？」
『いいえ。もうしません！』
未来知ってるって危ないな、Aの場合。
なんだかんだで無茶するからな･･･
百さんと千さんのケンカが始まる中、同じように岡崎さんの話を聞いていたミツが言った。
「大和さんも結構人のこと言えねえよな！同じ事あったら、絶対乗り込む方だろ？」
「ミツこそ、すぐ手えあげるだろ。」
「ケンカっぱやいのは大和さんだって！」
「ミツだって！」
『どっちもどっちでしょ？』
「「Aは黙っとけ。」」
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ミズ ミズ(プロフ) - めめさん» 初めまして！コメントありがとうございます！素敵って言われて嬉しいです＞＜私から見た大和さんはこんな感じです(笑)ここまで読んでいただいて、ありがとうございました！ (2020年5月6日 15時) (
レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
めめ(プロフ) - mizさん初めまして！大和編お疲れ様でした！とても素敵な作品に出会えてました！最終回、心が暖かくなり、本当に幸せな気持ちになりました。mizさんの大和さん、めちゃめちゃ好きです！また、mizさんの書く大和さんに会いに来ます！これからも応援しております！ (2020年5月6日 13時) (レス) id: 93a55bd485 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miz | 作成日時：2019年10月20日 0時
