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部屋に戻って先に歯を磨く。
ヤマさんが磨いてる時に、窓際へ行った。
ここの夜景も綺麗だ。
昼間なら高台から見る自然の方が好きだけど、夜はイルミネーションや夜景も好き。
星空もいいなあ･･･
都心に住んでると、見れないからなあ･･･と思ってると、電気が消されて後ろを振り返った。
「暗い方が、よりきれいに見えるんじゃねえの？」
ヤマさんが後ろから、すっぽり私を抱きしめるように座った。
窓の外に再び目をやって、そうかも、と呟く。
「なあ。」
『ん？』
「今更なんだけどさ、プロポーズ受けてくれてありがとな。」
『ええ？本当に今更だね。どうしたの。』
「風呂入ってた時に思ってたんだけど、俺たちが付き合ってるってバレたり、結婚って公表したらさ、世の中の人たち全部が祝福してくれるわけじゃないだろうからさ。それを分かった上で受けてくれてるって、凄いことだよなって。」
【ヤマさん･･･】
『色んな人がいるから、当然のように色んな意見もあるけど、それに流されずに堂々としてたら分かってくれるかなと思うのって、甘いかな？』
「ああ、まあな。悪いことしてるわけじゃねえし。」
『でも、ファンの子たちに悲しい気持ちはさせたくない。･･･贅沢なのはわかってるんだけどね。だから、せめて結婚するまではバレないようにしたいよね。自分たちの言葉で、ファンに最初に伝えたい。大事に想ってくれて、大事に想ってるからこそ。』
「そうだな。･･･でもな、ヤスもな･･･」
『ヤスは一生独身。』
キッパリ言うと、ヤマさんが笑った。
『でも、それを言うならヤマさんだって、よく私と結婚って思ったよね。』
「何で？」
『人気が下がるとか。それによってIDOLiSH7に迷惑がかかるとか思わなかった？』
言いながらヤマさんの方を見上げる。
ヤマさんは私を見下ろして、頬にチュッとキスしてから答えた。
【やることがイケメン･･･】
「俺のファンは幅広いし、男も多い。役者もやってるから、そこまで影響出にくいと思うんだけど。みんなが応援してくれてるからかな。イチは微妙そうな顔してるけど。Aを知って好きになってから5年以上経ってるし、おまえ以外考えられないなら、ズルズル行くのも違う気がするしさ。」
言うこともイケメン。
ジッと見てると、ヤマさんが口を尖らせた。
「なんだよ。」
『私もヤマさん以外考えられないよ。』
笑って言うと、ヤマさんは驚いた表情の後、優しく笑って唇を寄せた。
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ミズ ミズ(プロフ) - めめさん» 初めまして！コメントありがとうございます！素敵って言われて嬉しいです＞＜私から見た大和さんはこんな感じです(笑)ここまで読んでいただいて、ありがとうございました！ (2020年5月6日 15時) (
レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
めめ(プロフ) - mizさん初めまして！大和編お疲れ様でした！とても素敵な作品に出会えてました！最終回、心が暖かくなり、本当に幸せな気持ちになりました。mizさんの大和さん、めちゃめちゃ好きです！また、mizさんの書く大和さんに会いに来ます！これからも応援しております！ (2020年5月6日 13時) (レス) id: 93a55bd485 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miz | 作成日時：2019年10月20日 0時
