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IDOLiSH7路上ライブの動画削除依頼。
SNS投稿の削除依頼。
加えて新曲発表の宣伝の削除等々。
【追いつかない･･･】
TRIGGERの事務所が取ったんだ。
悔しさと怒りが心を占める。
そりゃあAは言いたくないだろう。
TRIGGERと仲が良いみたいだし。
Aは自分の中の恐怖よりも、こちらを想って教えてくれたのに。
『万。おじさん。人手が必要でしょ？手伝うよ。』
みんなで話した日の夜から、Aが毎日のように事務所に来るようになった。
「Aちゃん忙しいでしょ？それにこちらの事務所の問題だから帰って休みなさい。」
「社長の言う通りだよ。オフの日ないんだろ？休めよ。」
『気になっておちおち休めない。それに削除とかの技術、身につけて損はないんだから、教えてもらう代わりに手伝う。どうかな？』
社長と目を合わして、お互いにため息をついた。
「分かった。でも無理しないでね。」
「じゃあすぐやるよ。こんな話してる間もアップされてるんだ。」
『うん。』
一通りやって見せて、分からない所は教えて。
3日目には何もいわなくても、ほぼ出来るようになっていた。
「また今日もA、いるんすか。」
「ああ、大和くん。うん。ここの所毎日のようにね。」
眠気覚ましのコーヒーと、Aの紅茶を持って行くと、大和くんが来ていた。
これから帰るらしい。
「A、大丈夫か？寝てるか？」
『ああ、ヤマさん。うん、大丈夫。』
「万理さんと一緒に何してんだ？」
『えー？･･･ふふ、趣味みたいなもんだよ。アルバムツアーでしょ？頑張ってね。』
「あー･･･うん。じゃあな。」
大和くんは、Aの笑顔に顔を赤くして、帰っていった。
【趣味、なあ･･･】
コトンとテーブルに紅茶を置いて、自分はコーヒーを飲む。
「ちょっと休憩出来そうならしろよ。」
『出来るよ。万が出来てるんだから。』
頬を膨らますも、Aはやっぱり眠そうだ。
目を伏せてるせいで、色気は感じにくいものの、ドキドキしないわけじゃない。
ここしばらく２人きりだ。
事務所だし、時間的余裕も精神的余裕もなかったから、ゆっくり飲み物を飲む時間は久しぶりだ。
「A、大和くんも言ってたけど、本当に寝てる？」
『寝てるよ〜。千みたいに8時間もは無理だけど。』
Aが笑う。
「眠そうだけど。」
そう言うと、Aは目を丸くしてから、からかうように言った。
『ヤスっぽくて良い？』
【え。】
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ミズ ミズ(プロフ) - 南雲藍琉さん» キャラ掴み出来てますか？万の口調は千相手と夢主相手だと、ちょいちょい変わるので、ちょっとドキドキですｗ (2019年7月2日 6時) (
レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
南雲藍琉(プロフ) - 万さんの小説ってだけでだいぶキてます。供給ありがとうございます……。 (2019年7月2日 0時) (レス) id: 95a4309a02 (このIDを非表示/違反報告)
ミズ ミズ(プロフ) - 麗妃さん» お待たせしました！ありがとうございます！よろしくお願いします！ (2019年6月30日 12時) (レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
ミズ ミズ(プロフ) - あいすさん» 読んでいただきありがとうございます！よろしくお願いします！ (2019年6月30日 12時) (レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
麗妃(プロフ) - 万さんルートありがとうございます！待っていました！！読んできます！！ (2019年6月30日 11時) (レス) id: d59234d3e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miz | 作成日時：2019年6月16日 10時
