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ふと視線を感じて、そっちを見た。
Aも気づいた様で同じ方を見る。

IDOLiSH7の皆だ。
皆がバッと視線を逸らした。

『え?何?』

あぁ、俺とAが付き合ってると思ってるのかな?

「あー・・・言っとくけど、俺たち付き合ってないからね?」

『何言ってんの!?誰もそんな事思ってな・・・い・・・』

「本当ですか!?」
「そんなに仲がいいのに!?」
「距離も近いですよね!?」

ああ、やっぱり。

「付き合ってないよ、残念ながら。」
「「「残念ながら!?!?」」」

本心を交えてみた。

『ちょっと!冗談言う時じゃないでしょ!付き合ってない!』

あはは。
伝わらない。

・・・・・・はぁ。

「そうだね。付き合ってないね。」

そう言うが早いか、大和くんが皆に押されてAの隣に座らされてる。

皆に応援されているのか。

振っても、その後で好きになるとか有り得るよな。
・・・それでいいのか?

この年になると、恋愛に積極的に頑張るのも慎重になる。

男だから、そんなに結婚だとか焦りはないけど、そういう対象でも見てしまうからだろうな。
わざわざ遊びはしないけど。

健全な王様ゲームをすることになった。

俺が王様になると、Aを見て迷ったけど、結果的に壮五くんが社長にデコピン。

『おお、万、やるぅ!』

【!!】

「お前!誤解生む言い方止めろよ!(・・・って言うか、知ってたら止めろよ!)」
『(えー?そんなの面白くないでしょうよ。)』

「A、お前後で覚えてろよ・・・」

『えー?なにがー?うっかり口を滑らせたらどうなるんだっけ?』
「どっちの話だよ!」

こいつ・・・!!
本当に口塞いでやろうか!

・・・出来たら、とっくのとうにやってる。

三「本当に付き合ってないんですかね?」
「『付き合ってません!!』」

もう、帰りたい・・・。

王様が大和くんになった時は、さっきの仕返しの意味で膝枕なんてどう?と言った。

誰かが大和くんの味方につくだろう事は予想できた。
言った後で後悔。

もし、そうなったら妬く。
大和くんはAが好きだから。

自分で自分の首をしめてどうするんだ。
あぁ、自業自得。

Aの膝枕に大和くんが横になるものの、大和くんは一瞬でバッと起き上がった。

「A、何言ったんだよ・・・」

『んー?ちょっとねー』

「Aが怖い女って忘れてたわ。」

『あぁそう、思い出して良かったね。』

怖い女?

でも良かった。
妬く暇なかった。

もう、いじるのやめよう。

35→←33 (KING'S GAME)



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ミズ ミズ(プロフ) - 南雲藍琉さん» キャラ掴み出来てますか?万の口調は千相手と夢主相手だと、ちょいちょい変わるので、ちょっとドキドキですw (2019年7月2日 6時) (レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
南雲藍琉(プロフ) - 万さんの小説ってだけでだいぶキてます。供給ありがとうございます……。 (2019年7月2日 0時) (レス) id: 95a4309a02 (このIDを非表示/違反報告)
ミズ ミズ(プロフ) - 麗妃さん» お待たせしました!ありがとうございます!よろしくお願いします! (2019年6月30日 12時) (レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
ミズ ミズ(プロフ) - あいすさん» 読んでいただきありがとうございます!よろしくお願いします! (2019年6月30日 12時) (レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
麗妃(プロフ) - 万さんルートありがとうございます!待っていました!!読んできます!! (2019年6月30日 11時) (レス) id: d59234d3e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:miz | 作成日時:2019年6月16日 10時

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