“アイナナ警察2” 4 〜千side〜 ページ35
Aが夕方までオフなのに、ヤスのメイクをして撮影の見学に来た。
休憩に入って話そうと近寄ろうとするも、天くんから台本と資料を受け取って、それをモモに取られてる。
【モモは、Aにコレを知られたくないのか?】
Aはこれ位じゃ揺れないだろう。
揺れるのはモモだ。
天くんとモモが言い合いしてる。
「台本と資料持ってる子、いる?少し貸して。」
僕は持ってきてないからIDOLiSH7の子に聞いた。
一織くんが、どうぞと言って渡してくれる。
お礼を言ってAの所に行った。
「ヤス。はい。」
『ああ。ありがとう。』
Aが台本を捲って、口角があがって顔つきが変わっていく。
きれい。
かわいい顔して読んでる。
「中々いいよね。」
『うん。面白いね。』
モモが天くんと話し終えるとこっちに向いた。
「あっ!ユキ、何で見せちゃうの!」
「別に見ても問題ない。どこかに漏らす訳じゃないし。」
「そういう問題じゃ・・・」
「もう見せちゃったから。ね。」
気にしなくて良い。
そう思って微笑むと、モモは赤い顔して、また龍之介くんの所へ行った。
撮影が始まって次の休憩では、前回のアイナナ警察であった、IDOLiSH7とTRIGGERの事件を聞く。
全然Aと話が出来ない。
モモともまともに話が出来ない。
フラストレーションが溜まっていく。
撮影が終わってRe:valeの仕事。
チャリティテレソンのパーソナリティの雑誌特集のインタビューが終わった。
【やっとAと一緒にいれる。僕んちで食事でも誘おうかな。】
そう思って声をかけようとすると、Aは矢のごとく鞄を持って楽屋を出た。
終わって早々Aが帰るなんて珍しい。
忙しい時以外は、いつもメイク落として一息ついてから帰るのに。
「モモ、ヤスの用事とか知ってる?」
「知らない。ユキも知らないの?」
「ああ。・・・珍しいね。」
2人でポカンと残され、ハッとして帰る。
マネ子ちゃんからラビチャが来ていて返すも・・・
Aに電話するも出ないので、ラビチャ。
千ねえ、Aって嫉妬した事ある?
寝る時になっても既読にならない。
何してんだろう。
明日は朝から仕事。
今寝ないと起きれない気がする。
溜め息をついて、布団に潜った。
朝、おかりんのモーニングコールで起こされた僕は、ラビチャを見る。
A誰に?・・・・・・まあ、あるよ。おやすみ。
【僕関係でって言うの忘れてた・・・】
“アイナナ警察2” 5 〜千side〜→←“アイナナ警察2” 3 〜千side〜
166人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミズ ミズ(プロフ) - 伊織露維さん» いつもありがとうございます!気分はずっと書いていたいんですけど、体と時間は思うようにいきませんね(笑)でもお気遣いありがとうございます^^気をつけながら頑張ります! (2019年8月5日 8時) (レス) id: b42bdaf0d2 (このIDを非表示/違反報告)
伊織露維(プロフ) - めっちゃくちゃ好きです。更新を何より楽しみにしています。お疲れの出ませんように…。 (2019年8月5日 1時) (レス) id: 2aaf981a59 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:miz | 作成日時:2019年5月31日 8時